つのへび日記

こなやぎのブログです。手仕事、語学、短歌、読書や映画など。

ごく小規模なハーブ栽培の記録(第11週~第14週)

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今まで2週間ごとにまとめていた栽培記録ですが、前回のまとめから4週間経ってしまいました。
枯らしてしまったわけではありませんので、ご心配なく!
ちょっと忙しくてブログにまで手が回りませんでした。

というわけで、今回はちょっと分量が多くなりますが、4週間分をまとめます。

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ミント⇒お酒に

今回収穫したミントは、適当にカットしたレモンと一緒に、氷砂糖+マリブラムに付け込んでお酒にしました。
炭酸水で割るとマリブモヒート風のお酒になります。炭酸水買うのをケチってロックや水割りでも飲んでみましたが、やはり美味しかったです。

マリブラムはココナッツフレーバーのラム酒です。アルコール度数は20%程度と高くはないので、小さめのビンに漬け込んで、飲めるようになるまで冷蔵庫で保管しました。1週間弱くらいで氷砂糖が溶けて飲めるようになりました。

秋蒔きはじめました

9月になったので、春に全部蒔かないでとっておいたルッコラパクチー、それから新たに購入したラディッシュを蒔きました。

ラディッシュ(ハツカダイコン)は色々な品種があるんですね。私はコメットという品種を購入しました。
小さいポットが余っていたので種のみ購入にしましたが、和名の通り1カ月もあれば収穫できる野菜なので、キットで挑戦するのもいいかもしれません。
ベジコンテナ ラディッシュ GD-33301

ベジコンテナ ラディッシュ GD-33301

リトルガーデン・プロ ラディッシュ LGP-03

リトルガーデン・プロ ラディッシュ LGP-03

私のラディッシュも、種蒔きから1日で発芽がはじまりました。すごい!




ラディッシュルッコラと同じくらいの発芽スピードだったので、間引きも足並みをそろえておこないました。

秋蒔きは春より発芽に時間がかかるもので、パクチーなら一ヶ月かかることもあると聞いていたのでそれくらい待つ気でいたのですが、思ったより早く出てきました。嬉しい。春は水やりの加減とかが初めてで良く分からなくて、余計に時間がかかったのかもしれません。

春蒔き組がすっかり成長しきってしまったので、久しぶりに発芽したての双葉を見るのが新鮮です。
次の二週間でどれだけ育つか、わくわくします。

【翻訳レシピ】(オーブンは無いけど)ファビュラスな香港風チャーシューを作ろうじゃないか

きっかけ


この前、なんだか無性に中国で食べていたチャーシューが食べたくなったので、レシピを探して挑戦しました。
チャーシューについては、以前こんな記事を書いたことがあります。かなり前のことです。
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この時のチャーシューは、かなり日本的というか、よくラーメンに乗っているような、みんながイメージするようなやつでした。
丸く成型して、一時間くらい茹でて、最後にタレを焼き絡めるという製法です。

中国のチャーシューは、というか、時々行っていた美味しい香港飲茶の店で出ていたチャーシューは、もう少し前菜ぽくて、冷菜みたいになってることもあって、皮がパリッとしていて香ばしいやつなのです。
やっぱり国内のレシピだとそれっぽいのがなかったので、「蜜汁叉焼」で検索してみて、よさげな英語レシピを見つけました。
一晩寝かせて作るレシピなので、お休みの前日や週末に仕込むといいと思います。

というわけで、以下に訳出してみるレシピはこちらのサイトのレシピです。

www.keyingredient.com

適宜言葉を足したり引いたりしてますので、「こいつの訳は信用ならん!」という方や、原文に興味がある方はぜひ見てみてくださいね。

レシピ

では、以下作り方の紹介です。
引用部分が訳出箇所で、ところどころに、注釈…というにはややおこがましい、実際自分で作った時の気づいたことや感想などをコメントしています。

材料:
豚肩ロース肉…500g前後(4つに切り分ける)
にんにく…3片(みじん切り)
料理油…大さじ1と½

※(チャーシューだれの材料)
麦芽水あめ…大さじ1と½
はちみつ…大さじ1と½
海鮮醤…大さじ1と½
醤油…大さじ1と½
玫瑰露酒…大さじ1
白コショウ(パウダー)…3振り
(あれば)食紅…3滴
五香粉…小さじ½
ごま油…小さじ½

豚肉の量は、原文では1ポンドとあったので、400~500g程度でいいと思います。
私は400g弱ひとかたまりの肩ロースを買って、半分の長さに切って使いました。

ちょっと調味料の解説を。
海鮮醤はその名の通り、海鮮エキスを煮詰めて作られたソースです。

S&B 李錦記 海鮮醤 100g

S&B 李錦記 海鮮醤 100g

なければオイスターソースで代用可。私はオイスターソースで作りました。

玫瑰露酒はハマナスの花のリキュール。バラを思わせる香りがする…そうです。

私は持ってなかったので代わりに三河みりんを使いました。なんか、それっぽい風味のあるお酒が他になかったもので。飲んでもおいしいし、いけるかなと。

五香粉はシナモン、クローブ八角などのスパイスを乾燥して粉状にしたものです。

マスコット 五香粉 27g

マスコット 五香粉 27g

五種類のスパイスだから五香粉と思ってたんですが、もっとたくさんブレンドされてるものもあるんですね。知らなかった。
ナツメグみたいに肉団子の種に混ぜるのもいいし、中国にいたときはこれでジンジャーシロップとかチャイも作ってました。あっちの五香粉、たくさん入っていてすごく安かったのに帰国時に処分しちゃったのが悔やまれます。

あと、この調味料の中で侮りがたかったのが白コショウです。
中華によく使われるイメージがあったのでこの機会に揃えたのですが、「黒コショウあるし黒で済ませとこ」と思っている方も、騙されたと思ってぜひ白コショウを使うことをオススメします!一振りするだけでだいぶチャイナみが増して「それっぽい」味になりますので。

マスコット ホワイトペッパーパウダー 30g

マスコット ホワイトペッパーパウダー 30g

食紅は元のレシピに「あれば(optional)」と書いてあったので、今回は使いませんでした。

作り方:
※をすべてソースパンに入れて火にかけ、とろみがつくまでよく混ぜる。火から外して冷ましておく。
粗熱が取れたら、チャーシューだれの三分の二の量とにんにくを合わせたもので、豚肉を一晩漬けておく。
残り三分の一のチャーシューだれは、料理油を足してとっておく。冷蔵庫で寝かせる。

翌日、190℃に温めたオーブンで豚肉を15分間焼く(オーブンに入れる前に、豚肉の余分なタレは軽く切っておく)。オーブンから出した豚肉を金網に並べ、直火で炙り焼きにする。
取っておいた残り三分の一のチャーシューだれを時々豚肉に塗りながら、全面にこんがりと焼き目が付くまで焼く。チャーシューを一口大にスライスし、塗る用のチャーシューだれが余っていればまぶし、炊き立ての白いご飯と一緒に提供する。

引っ越して以降、我が家にはまだオーブンがないので、前半の中まで火を通す工程にはフライパンを使いました。
豚肉をホイル蒸しの要領でアルミ箔を使って中の空気が逃げないように包み、鉄フライパンに入れて温度が上がったらフタをして火を弱め、15分間加熱。
水などは特に入れませんでしたが、これで無事に中まで火が通りました!

直火焼きには主に魚や焼き野菜に使っている網焼き器を使いました。
刷毛も特に持ってないので、スプーンの腹と背を使ってお肉の全ての面にタレを塗り伸ばしました。
タレは残さず全部焼きながら塗ってしまいました!

できあがり


自分ではもう少し焦げ目がついて皮がパリッとしてた方がよかったのですが、まあ一回目ということで。
前半のフライパン蒸し焼きの時に皮目を下にしていたらよりいい感じだったかもしれません。


次の日は、大大大好きなチャーシュー炒飯にして食べました。前菜やつまみとしてのチャーシューもいいけど、私はこのチャーシュー炒飯が一番好きです。

おまけ

元レシピにはちょっとした注釈もついているので、以下訳出しておきます。特にオーブン調理される方は参考になるかも。

調理メモ:
アウトドア用グリルがあれば、前半オーブンを使う必要はないが、コンロの直火での炙り焼きのみでは中まで火が通らないので、必ず炙る前にオーブンにかけること。
もし最後までオーブンのみで調理するなら、加熱時間を25~30分かけるとよい。その場合、S字フックを使ってオーブンの最上段に豚肉を吊るし、鉄板かアルミホイルを下に敷いて肉汁を受けるようにするのが望ましい。

アウトドア用グリルというのはこういうやつですね。バーベキューコンロっていうのかな?

何にせよ、中まで十分火を通し、外側はこんがりというのが肝ですね。私もまた折を見て、再挑戦しようと思います。
ごはんに良し、つまみに良しなので、ぜひ作ってみてください。

その他の翻訳レシピ

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ごく小規模なハーブ栽培の記録(第9週~第10週)

今年の芒種に種まきをして育てているルッコラ、バジル、ミント、パクチーの記録です。
今日で70日目になったので、いつものように二週間分まとめてみます。

今までの分のまとめはこちらです。
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Twitterまとめ














ルッコラは、生ハムとしめじとチーズといっしょにオイルパスタにして食べました。おいしかったー。
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余談ですが、ルッコラは一部を収穫してから水が切れてぐったりすることがなくなりました。やっぱりあれだけの枚数の葉に行き渡るだけの水分を、このサイズの鉢の土では保てないということなんですね。

今シーズンの途中から、日数表記を全角から半角にしました(わりとどうでもいい)。

新メンバーのこと

終盤に写りこみ始めた謎の苗は何かというと、アボカドとライチです。

アボカドはペットボトルを真ん中から切って上半分をひっくり返した水栽培装置に、種のお尻(とがってない方)を下にしてセットし、お尻が浸かるよう水を張ったままで一か月半ほど置いたもの。水はもちろん放っておくと腐るので、毎日~2,3日おきに取り換えます。
台所の流しの前の、日当たりがいい窓辺に置いて一か月くらい経ったら発芽・発根してきて、それからは早かったです。根がボーボー生えてきたので、このたび晴れて土に植え付けました。

ライチはこの間の海南鶏飯を作った時に、勢いで買ってきたものを食後に捨てずに発根させたもの。大きい種が水分たっぷりの果肉で守られているライチの種は、乾燥すると発芽力がなくなってしまうらしいです。食べ終わった種から、丸くて大きいものを選んで、しっかり洗って果肉をこそげとったあと、濡れたティッシュペーパーに挟んで常に乾かないよう湿らせながら、2週間ほど待ったところ、種のうちの1つがめでたく発根!
これからちゃんと芽が出るか、ちょっと不安ですが見守り続けたいと思います。

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アボカドもライチも、結実するような大きい果樹になるまでは10年単位で待たなければいけないらしいので、そこまでは期待しませんが、うまく育てて観葉植物として楽しめたらいいなあと思います。

食虫植物のこと

ハエトリソウも元気です!この前初めて、まあまあ大きめのコバエを食べていました。食べられたコバエは、数日後に葉っぱが開いた時にはカラカラに乾いた、くちゃっとしたゴミみたいになっていて、どうなってんのこれ…と人間はドン引きです。いや、そうは言ってもかわいいです。まめに働くいいやつです。

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今朝のハエトリソウ。一応くちゃっとなったコバエは写らないように配慮しております。

お盆が過ぎて今の暑さが落ち着いたら、そろそろ秋蒔きの用意を始めようと思います。種がまだ余っているルッコラパクチーはもう決まっているんですが、他にも何か育てようか思案中です。おすすめの秋蒔きハーブ(プランターで育つならハーブでなくてもかまいません)、どなたか教えてください!

ごく小規模なハーブ栽培の記録(第7週~第8週)

今回も二週間分をまとめてみます。
出窓で種から育てているルッコラ、バジル、ミント、パクチーの成長記録です。






パクチーは最初、使っていないヘアピンと麻ひもで根元だけ応急処置的な支柱を作っていたのですが、それだと上の方の重みを支えきれなかったので、再度ちゃんとした添え木を作りました。

見ての通り、そんなにちゃんとしてないんですけどね。今のところは、これでうまくいってます。



日中は、ルッコラだけ半日蔭になるような場所へ移動させているのですが、どうしても土が乾いてしまい、夕方の水やりのころには元気がなくなっている日が時々あったので、対策として根元に少し土を足しました。



この日収穫したミントはこうなりました。

53日目に作ってみたいと言っていたレシピは、この「薄切りにして両面焼いたズッキーニに塩、オリーブオイル、刻んだミントをふって食べる」というズッキーニのグリルでした。最初知った時には、え!ミントを料理に使うの!と思いましたが、そんなに量を使わなかったからか、ミントも悪目立ちせず、おいしかったです。巷で不評のイギリス料理、ラム肉のグリルのミントソースも私は好きなので、好みもあるのかもしれませんね…。


どれも成長してかなり野菜ぽいビジュアルになってきたので、日々のコメントから食欲がだだ漏れています。お恥ずかしい。
たくさん発芽したルッコラを二株しか残さなかったこと、かなり悔やんでます。秋蒔きのは絶対でっかいプランターで!と思ってます。

秋はパクチーもまた蒔きたいし、他のハーブにも手を出してみたいな…とか考えてます。おすすめがあったら教えてください。

南イタリア お料理歳時記―マンマのレシピ12か月

南イタリア お料理歳時記―マンマのレシピ12か月

ズッキーニのグリルが載っていたのはこの本です。月ごとに南イタリア(カンブリア州)の料理が紹介されています。レシピも豊富で、エッセイとしても面白いし、ちょっとマイナーな料理が色々あって楽しいです。日本で手に入る材料で簡単に出来るのも多いです。

今までのハーブ栽培記録はこちら

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【翻訳レシピ】安い材料でもおいしい、本格的な「海南鶏飯(シンガポールチキンライス / カオマンガイ)」

きっかけ

夫はあまり食にあれこれ言う人ではなく、彼が自らを評していわく「冷蔵庫の中にあるもので作るということが出来ない人」ということなので、私が「今日何食べたい?」と聞いたところで、はかばかしい返事はほとんど返ってこないので、だいたいいつも、私が食べたいもので冷蔵庫の食材中心に作れそうなものを、私が好きなように作る、ということになります。ただ、ごくごくたまにぽつりと、あれが食べたいなあ、みたいなことを言われるので、多少冷蔵庫の中身と文脈上ずれていたりしても、たまの頼みだからなおさら作ってあげないとな、という気持ちになり、たとえば夫が「プッタネスカが食べたい」とつぶやいた日には「それでは10日ほど時間をください」と言ってパンチェッタを仕込んだり、他にこれ何に使うねん…と思いながらもケイパーや黒オリーブを買いに走ったりする羽目になるのです。

海南鶏飯(ハイナンジーファン)、和名?として昔からあるのはシンガポールチキンライス、最近はタイ語由来のカオマンガイという呼び方も定着していますがーーもまた、そのような食べ物の一つです。

別に中国にいる間よく食べていた思い出の味とかそういうことは全然ないのに急に夫が「海南鶏飯が食べたい」と言い出したので、じゃあ近いうちに作りましょうと応えつつも「茹で鶏をエキゾチックな感じに仕立てたらいいのかなあ」とぼんやりイメージしていました。

いざレシピ検索をすると、なんだか人によってレシピのディテールが微妙に異なり、検索結果の総合的なイメージはやっぱり「茹で鶏とその茹で汁で炊いた米をエキゾチックに食う」料理で、いまいち依りかかるべき権威的なレシピというものが見当たらず…。それならばと、本場中国の作り方を見てみることにしました。

もちろん中国でも人によって微妙に作り方が異なるものなのですが、以下、今回自分が作る際に参考にしたレシピの翻訳を、作りやすい分量(実際に作った分量)に直して載せておきます。

参考元のサイトはこちらですが、元のレシピではニワトリを丸のまま一羽で作っているので、リンクをご覧になる際は…ちょっとカワイソウな写真もありますので、ご注意ください。

海南鸡饭的做法_菜谱_香哈网

海南鶏飯レシピ

材料(2人分)

鶏むね肉 1枚
米 2合
八角 1つ
花椒 2つまみ
酒 大匙3
塩 小さじ1
しょうが(すりおろす) 各1片
にんにく(みじん切り) 各2片

<タレの材料>
砂糖 大匙1
醤油 大匙2
かぼす 1個

今回はむね肉で作りました。おいしくできましたが、次はもも肉で作ってみたいな…。
あと米2合ですが、スープがたくさんできるので(2合炊いても余るくらいです)たくさん炊いて残りはおにぎりや雑炊などにするといいです。
これも、予算に余裕があれば原典通りのジャスミンライスで作りたいものです…。
かぼすは、元のレシピだとすだち大の柑橘のようです。すだちを使うときは2個用意してください。

作り方

1.鶏肉の下ごしらえ

鶏肉の、皮と肉の間などについている黄色い脂肪を取り除いておく(あとで使うので捨てない)。
火が通りやすいように、観音開きにするなど厚みを均等にする。
酒、塩、おろししょうがを鶏肉の裏表にもみ込んで、10~20分ほど置く。

この間に米を研いで、少し吸水させたあとざるにあげておきます。

2.ゆで鶏を作る

深い鍋にたっぷりの水(分量外)を張って火にかける。
湯が沸いたら、八角花椒を入れて、表面がゆらゆらする程度の火加減に弱めて5分煮る。
火を強めて、鶏肉を入れる。吹きこぼれない火加減で、20~30分茹でる。

八角花椒を水で煮る! びっくりしましたが、スープがめちゃくちゃおいしくなるのでぜひ入れてもらいたいです。
ゆで時間ですが、私は20分だとちょっと足りないくらいだったので、厚めの肉は30分くらい茹でてみてください。
茹で上がる直前に、ボウルか他の鍋に氷水を用意しておきます。

3.スープでライスを炊く

鶏を茹でているあいだに、ライスの準備をする。
1.で取り分けておいた鶏の脂身をフライパンに入れて熱する。
脂身は油が出切ったら取り除き、みじん切りのにんにく(半量)と米を入れて炒める。
油が回って米が透き通ったら火からおろし、炊飯器にうつす。

茹で上がった鶏肉を引き上げ、すぐに皮の方から氷水に放って15分ほど浸す。
スープを一度漉し、炊飯器の目盛り通りに注いで米を炊く。
茹で鶏の粗熱が取れたら、適当な大きさに切り分ける。

米を炒める時、油脂が少ないと米がフライパンに張り付いてしまいますので気を付けてください。
鶏肉は氷水に放つことで表面の皮が収縮してパサパサしにくくなります。
(丸一羽だけじゃなく、切り身でも効果があった…気がします)
余ったスープの残りは冷蔵保存し、早めに使ってください。これだけ飲んでもかなり多幸感が得られますが、中華粥にしてもよさげです。

4.タレを作る

米を炒めたあとのフライパンへ油を適量足し(分量外)、残りのにんにくを炒め、色づいたら取り出して器に入れておく。
続けてフライパンへ砂糖と醤油を合わせて入れ、ひと煮立ちさせる。
にんにくを入れた器へ注ぎ入れ、かぼすを絞り入れる。

砂糖と醤油を入れる時は火を弱めるか、いったん止めたほうがいいかもしれません。はねるので強火注意です。

あとは、ごはんと茹で鶏を皿に盛りつけて、タレをかけたら完成です!

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この日はノリで買ってしまった中国産のライチと、前日に作って冷やしていた茄子南蛮との献立。
次はたっぷりの刻み香菜を一緒に食べたいので、香菜の収穫後に作りたいです。

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ケンタロウのレシピだと、ご飯を炊くときに醤油などを少量入れて、タレももっと複雑そうでした。こっちも試してみたいな。

※追記:タイトルを一部変更しました。(7/27)

その他の翻訳レシピ

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ごく小規模なハーブ栽培の記録(第5週~第6週)

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ルッコラ、バジル、ミント、パクチーを育てている記録のまとめです。
写真はいつも朝の水やり前後くらいに撮っています。

Twitterまとめ













これでルッコラ以外の3つを、種まきの時の鉢から一回り大きいものに植え替えたことになります。
バジルとパクチーは元の鉢からそのまますぽっと土ごと抜いて周りに土を追加、ミントは1本ずつ根をほぐして2~3本ずつに固めて均等に植え付け(株分け作業)をしました。

新メンバーのこと

パクチー植え替えのための培養土などを買いに東急ハンズへ行った際、食虫植物コーナーが出来ているのを見つけて、つい買ってしまいました。
ハエトリソウです。
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こちらは買った翌朝のようす。

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それから約一週間後のようす。内側から赤くなった葉は、そのあと全体的に赤黒くなって枯れるみたいです。
真ん中からは、どんどん新芽が伸びてます。

正直、部屋にたまにいるコバエを取ってくれたらいいなーと思いつつ、そこまで期待はしていなかったんですが、このあいだ見たら真ん中の小さい葉が2枚、それぞれ一匹ずつコバエをがっちり咥えていてびっくりしました。
こうやって実際に仕事をされると、無理に働かないで休んでたらいいのに…とか思ってしまいます。
肥料不要、適度な日当たりと腰水だけでいいとのことで、手入れは今のところらくちんです。

円高を利用して買ったもの

少し前のことになりますが、イギリスのEU離脱に際して、急激に円高が進みましたよね。

ツイッターを見ていると、早速海外からの輸入品を買う人が多く(フォローしている人は読書家が多いので、洋書を買っている人が多い印象でした)、私も何かないかなと思って少し考えていたんですが、特に今だから欲しいというものもなく。

引っ越し後、エクセル家計簿の書式を一新しようと思って色々ヒントを探していた時に、羽仁もと子の家計簿で有名な出版社・婦人之友社のwebサイトで「婦人之友社 5つの提案」というのを見つけました。

  1. 手持ちのものを最後まで使い切る
  2. 使用量・消費量のムダを点検する
  3. 使用中のものがあるうちは、次を買わない
  4. 手づくりできそうなものを見つける
  5. 予定・予算をていねいに立て、守る

この時作ったエクセル家計簿の書式は今のところ満足していて、機会があればまたブログに書こうと思いますが、とにかくこの「5つの提案」はどれもなるほどなと感じるものだったので、これらを(できるだけ)実践して生活しています。

なので、物欲の出し方みたいなものを軽く忘れていて、すわ円高!と突然欲しいものができることもなく、しばらく静観していたのですが。

『ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス』は、何の変哲もない一般的なソックヤーン(靴下用毛糸)を使いながら、かかとを編まずにまっすぐ編むだけでタイツのように足にフィットする、不思議で面白い靴下の編み方が紹介された本です。
その楽しい編み方もさりながら、登場する糸がどれも鮮やかで美しくて! ショートピッチで次々色が変わる毛糸は、使い道に悩むこともしばしばなのですが、靴下を編むと細かい模様になって面白いんですね。この表紙だけでも、色とりどりの毛糸の楽しさは十分伝わると思います。

この本の中で使われている毛糸はほとんどがドイツのメーカーのもので、巻末にはそれらが購入可能なオンラインショップのアドレスが付記されていました。

そういえばこれらの毛糸が欲しかったんだ! と思い出したのは、たまたま別のものを探しに入ったユザワヤで、同じメーカーの毛糸を見つけた時でした。ユザワヤの価格を見て、今オンラインで買えばもう少し安いのでは? と思いまして。

さっそく帰宅してすぐに、本に書いてあったオンラインショップ「けいとや」さんのページを見てみたところ、本で見て欲しい色も、それ以外の可愛いカラーバリエーションも多数あり、在ドイツのショップなのに日本への送料無料! というので、すぐに3種類の毛糸を購入しました。
keitoya.ocnk.net

7000円以上の購入で追跡機能付き、7000円未満でも保険などが有料で付けられるようでしたが、まあドイツなら大丈夫かなーと、追加料金なしの保険や追跡なしでお願いしました。

申し込んだ次の日には発送の連絡があり、到着までは4日から2週間とのことだったので、わくわくしながら待っていると、申し込んでから9日後、発送から8日後の午前中に、郵便受けに入っていました!

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デュッセルドルフから荷物が届くのは初めての体験です。
気球の写真が付いたドイチュポストのラベル、可愛いのではがして手帳に貼りました。

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明細書。首尾よく、1ユーロ112円で買えました。今買わなくても、いずれ秋には頼んでいたであろう品々なので、いい買い物をしたと思います。

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頼んだ毛糸3種。オパールフンデルトヴァッサーシリーズから1種類と、ショッペルのアドミラールドルックから2種。オパールのは、その名の通り芸術家・思想家のフンデルトヴァッサーの作品から着想されたカラーリングから成るシリーズより、紫色が印象的なものを。ショッペルの二つは、オパールのよりも色のピッチは長めかな。ビビッドでポップな色づかいがかわいいです。

そして、送料無料、ユーロ安に乗っかれたというだけでもかなりお得感があり大満足なのに、さらに3カ月有効のクーポン、数種のハーブティバッグの詰め合わせ、そしてミニサイズのHARIBOのおまけが入っていました。
ハーブティと一緒に手書きのお手紙も入っていました。
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(一応先方の個人名も伏せました)

もう…これらの心づくしのサービス乱れ打ち。円高ウェーイwwwと狙って買ったことがちょっと申し訳なくなるほどです。
これはもう、9月までにクーポン使うしかないではないですか。

とは言っても、自分だけでは貢献できる力に限りもあるので、こちらのネットショップを知って使おうかどうしようか迷っている人が「利用しよう!」と思えれば、と考えまして、本エントリを書いた次第です。
円高ユーロ安もしばらく続くみたいですし!ぜひぜひ!!

ミニマルに生きるのも悪くはないですが、手持ちのお金が増えたらそれを好きなものや応援したい人のために使えるわけで、そっちの方がより多くの人が幸せになるからやっぱりお金はあったほうがいいなーと思いました。お金稼ごう!