つのへび日記

こなやぎのブログです。手仕事、語学、短歌、読書や映画など。

短歌の目12月に参加いたします。

tankanome.hateblo.jp

 

1. おでん

面倒くさい奴になりたいおでんなら牛すじまたはロールキャベツに

 

2. 自由

図書館の本読む自由上書きの脳の中身は借りパクでいい

 

3. 忘

もういくつ寝ては忘れるぬばたまの夢の数だけ生を背負へり

 

4. 指切り

一目ごとに切れないままの指切りが編み地にできてゆく冬の雨

 

5. 神

もう背伸びしなくてもいい歳になり歩いて帰る天神の街

 

テーマ詠「冬休み」

 

大晦日働く母を見送ってもう一度目でレシピを浚う

 

 

超ギリギリになりました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

『暮しの手帖』84号のダーニング(繕いもの)をやってみました。

先月か先々月に、かなり久しぶりに買った『暮しの手帖』84号。

暮しの手帖 4世紀84号

暮しの手帖 4世紀84号

帰国して以来、物はどんどん手放しているので、本とて例外でなく、(以前の自分ではまず考えられないけど)減らしこそすれ買うなんて、という感じだったのですが、この号は「当たり」でした。
土井善晴先生の新連載とか、入船亭扇辰師匠の記事とか、いくつかお目当てはあったのですが、お料理ページも唐揚げ、サンドイッチ、炒め物など私ごのみのものが多くて、これは買いだな、と。
そのくせ、いまだにどのレシピも試してないのですが。まあそのうち。

この号には、靴下などの穴やほつれをかがって直す技術「ダーニング(darning)」の紹介記事もありました。私の第一印象は、まあ面白そうだけど自分はやらないなー、でした。つまり、特に今号を購入する要素には入っていなかったわけです。あまり興味が持てなかったのは、よっぽど元がいい服などならまだしも、繕ったところでかえってみすぼらしいだけじゃない?と思ったからです。その時は。

でも、結局数日後だか数週間後だかに挑戦していました。中国で買ったユニクロのネルシャツがあったのですが、買ってすぐくらいのときにボタン穴のほつれに気づき、不便だなーと思いつつ我慢して着ていたのを思い出したからです。中国でわざわざユニクロ?という感じですが、自分で買ったのではなく正確には友人の両親に買ってもらったものなのです。
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よくよく考えると、元がいい服ほど素人が針を入れると台無しになってしまうのだし、ユニクロのB級品のネルシャツなら別にどうなってもいいんじゃ?*1じゃあせっかくだし、こいつを実験台にしてみるか、と思いつきました。

糸を縦と横にそれぞれ渡し、布のような「面」にすることでほつれや穴を覆い隠してしまうと、こんな感じになりました。
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同系色にするよりも、差し色になるようなビビッドな糸で刺した方がむしろ面白いかなと思い、刺し子用の赤い糸で。
ボタンを閉じてもちらっと赤が見えていて可愛いです。
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暮しの手帖』の記事のなかでは、ニットの靴下やセーター、ズボンのポケットなど色々なところに施されたダーニングを見ることができます。
やっぱり、あからさまに見えるところのは、外で着るのにちょっと勇気がいるかなーと思わなくもないですが(失礼)、実際に一着やってみると、服全体の傷みや着古しがないものや、お気に入りの部屋着とか靴下、布巾やミトンなどの布小物にならアリかもと思っています。
細かい作業のわりに単純なのでそんなに時間がかからないため、「もうちょっとやりたい!」という物足りなさがあるのも高ポイントです(あまりに終わりが見えない手芸は飽きちゃうから)。

また、なにか手頃なものに穴が開いたらやってみたいなと思ってます。「ダーニング」でちょっと検索したらミシンがいくつかヒットしたんですが、ミシンを使えばさくっと繕えるのでしょうか。縫い物はあまりやらないのでミシンも持っておらず、そのあたりはよくわかりません。色々できる人になりたい。ミシンも気になってます、ひそかに。

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主に編み物、時々料理の「手仕事」カテゴリ。

*1:余談ですが、中国など海外に輸出しているユニクロ製品はB級以下製品で、タグにもそういう表記がよく見れば書いてあります。製品を作っているのは中国とかベトナムの工場なんですけどね。

今年の編み物はじめ(すべり目を使ったニット帽)

編み物はじめました

さてさて、寒露を過ぎてすっかり秋めいてきましたね。日が短くなり、虫の声が聞こえてくると編み物欲がむくむくと湧いてきます。

これまで、9月中はまだ暑いからと毛糸を触る気になれず、もうちょっともうちょっとと先延ばしにした挙句、完全に秋になってから(ちょうど今くらいの時期)わー!編み物しなきゃ!と火が付くというのが常だったのですが、それだとニットが編み上がるよりも冬の到来の方が先になっちゃうんですよね。そして、シーズン2作目、3作目が完成するころには年が明けていたり、下手すると立春越えていたりして、その年作ったものをあまり使えないまま暖かくなっちゃったりして。

今年はその教訓を踏まえ、ちょっと早めに編み始めてみました。たまには完成ほやほやのニットを用意して冬将軍を迎え撃ってみたいと思いましてね!!

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というわけで、今シーズンの第一号ニット、「雲と山の帽子」です。
オリジナルではなく、三國万里子さんの書籍から。

編みものともだち

編みものともだち

パッと見た感じでは複雑そうですが、太めの2色ボーダー模様をベースに、目を編まずにスルーしていく「すべり目」という技法で三角模様を出していきます。
雑誌『毛糸だま』で以前すべり目技法の特集をちらっと読んで以来、気になっていたんです。
毛糸だま 2014年 冬号 No.164 (Let’s Knit series)

毛糸だま 2014年 冬号 No.164 (Let’s Knit series)

今回やってみて、原理は簡単なのに凝って見えるコスパのいい奴だということが分かりました。笑
この帽子の場合、ガーター編み部分とメリヤス編み部分を間違えないように気を付ける必要はありますが…(調子に乗ってバーッと編んで、間違えて何度か後戻りしました)

糸はまるで買ってきたかのように本の作品写真そのままのカラーなのですが、家にあったものを使いました。
以前友人にミトンをリクエストされて作った時のものです。
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色や柄はお任せでと言ってもらえたので、友人をイメージして編みました。今も使ってもらえてるといいなあ。

この帽子が完成したのは実はもう10日ほど前のことで、今は同じく三國万里子さんの『編みものともだち』から別の大物に取り掛かっています。
それが終わったら、いよいよドイツのソックヤーンを使ってみたいなあなどと思いつつ…。
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ちょっと近況

最近、お仕事で文章を書くことが多くなるにつれ、余暇に文章を書くことから遠ざかりつつありました。
だけどこれはこれとして、楽しみでも訓練でもあるけれども、やっぱり余暇として書くことは大事ですよね。
編み物みたいに、語学学習や読書みたいに、時間を決めたりしながら書く時間を少しでも確保したいです。
訓練といえば、短歌も久しぶりすぎて詠み方をちょっと忘れてしまったような感じもします。短歌筋?短歌勘?そういうのがなまっているのかな。
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ちょっとおまけ

帽子、今まで一番作っているアイテムかもしれない。エントリ上げたもの以外にも過去に色々作ってます。
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第11回はてな題詠「短歌の目」に参加します。

お久しぶりです。またよろしくお願いします。



1.星

雲の上ならいつだって星月夜、だがその雲が問題なのだ

 

2.吹

川べりにアイルランドの錫の笛吹く人を見る秋はかなしき

 

3.はちみつ

長き夜の厨(くりや)の棚のはちみつは遠い花野の夢を見ている

 

4.川

「微辣(ウェイラー)」と前に並んだ人も言う江蘇省なる四川飯店

 

5.秋刀魚

研いだような秋刀魚がこわい焼き網に載せてくべればますますこわい

 

6.テーマ詠:秋

七草に選抜したい可憐な子 晩(おそ)く開いたパクチーの花

ごく小規模なハーブ栽培の記録(第11週~第14週)

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今まで2週間ごとにまとめていた栽培記録ですが、前回のまとめから4週間経ってしまいました。
枯らしてしまったわけではありませんので、ご心配なく!
ちょっと忙しくてブログにまで手が回りませんでした。

というわけで、今回はちょっと分量が多くなりますが、4週間分をまとめます。

Twitterまとめ




























ミント⇒お酒に

今回収穫したミントは、適当にカットしたレモンと一緒に、氷砂糖+マリブラムに付け込んでお酒にしました。
炭酸水で割るとマリブモヒート風のお酒になります。炭酸水買うのをケチってロックや水割りでも飲んでみましたが、やはり美味しかったです。

マリブラムはココナッツフレーバーのラム酒です。アルコール度数は20%程度と高くはないので、小さめのビンに漬け込んで、飲めるようになるまで冷蔵庫で保管しました。1週間弱くらいで氷砂糖が溶けて飲めるようになりました。

秋蒔きはじめました

9月になったので、春に全部蒔かないでとっておいたルッコラパクチー、それから新たに購入したラディッシュを蒔きました。

ラディッシュ(ハツカダイコン)は色々な品種があるんですね。私はコメットという品種を購入しました。
小さいポットが余っていたので種のみ購入にしましたが、和名の通り1カ月もあれば収穫できる野菜なので、キットで挑戦するのもいいかもしれません。
ベジコンテナ ラディッシュ GD-33301

ベジコンテナ ラディッシュ GD-33301

リトルガーデン・プロ ラディッシュ LGP-03

リトルガーデン・プロ ラディッシュ LGP-03

私のラディッシュも、種蒔きから1日で発芽がはじまりました。すごい!




ラディッシュルッコラと同じくらいの発芽スピードだったので、間引きも足並みをそろえておこないました。

秋蒔きは春より発芽に時間がかかるもので、パクチーなら一ヶ月かかることもあると聞いていたのでそれくらい待つ気でいたのですが、思ったより早く出てきました。嬉しい。春は水やりの加減とかが初めてで良く分からなくて、余計に時間がかかったのかもしれません。

春蒔き組がすっかり成長しきってしまったので、久しぶりに発芽したての双葉を見るのが新鮮です。
次の二週間でどれだけ育つか、わくわくします。

【翻訳レシピ】(オーブンは無いけど)ファビュラスな香港風チャーシューを作ろうじゃないか

きっかけ


この前、なんだか無性に中国で食べていたチャーシューが食べたくなったので、レシピを探して挑戦しました。
チャーシューについては、以前こんな記事を書いたことがあります。かなり前のことです。
kn.hatenablog.jp
この時のチャーシューは、かなり日本的というか、よくラーメンに乗っているような、みんながイメージするようなやつでした。
丸く成型して、一時間くらい茹でて、最後にタレを焼き絡めるという製法です。

中国のチャーシューは、というか、時々行っていた美味しい香港飲茶の店で出ていたチャーシューは、もう少し前菜ぽくて、冷菜みたいになってることもあって、皮がパリッとしていて香ばしいやつなのです。
やっぱり国内のレシピだとそれっぽいのがなかったので、「蜜汁叉焼」で検索してみて、よさげな英語レシピを見つけました。
一晩寝かせて作るレシピなので、お休みの前日や週末に仕込むといいと思います。

というわけで、以下に訳出してみるレシピはこちらのサイトのレシピです。

www.keyingredient.com

適宜言葉を足したり引いたりしてますので、「こいつの訳は信用ならん!」という方や、原文に興味がある方はぜひ見てみてくださいね。

レシピ

では、以下作り方の紹介です。
引用部分が訳出箇所で、ところどころに、注釈…というにはややおこがましい、実際自分で作った時の気づいたことや感想などをコメントしています。

材料:
豚肩ロース肉…500g前後(4つに切り分ける)
にんにく…3片(みじん切り)
料理油…大さじ1と½

※(チャーシューだれの材料)
麦芽水あめ…大さじ1と½
はちみつ…大さじ1と½
海鮮醤…大さじ1と½
醤油…大さじ1と½
玫瑰露酒…大さじ1
白コショウ(パウダー)…3振り
(あれば)食紅…3滴
五香粉…小さじ½
ごま油…小さじ½

豚肉の量は、原文では1ポンドとあったので、400~500g程度でいいと思います。
私は400g弱ひとかたまりの肩ロースを買って、半分の長さに切って使いました。

ちょっと調味料の解説を。
海鮮醤はその名の通り、海鮮エキスを煮詰めて作られたソースです。

S&B 李錦記 海鮮醤 100g

S&B 李錦記 海鮮醤 100g

なければオイスターソースで代用可。私はオイスターソースで作りました。

玫瑰露酒はハマナスの花のリキュール。バラを思わせる香りがする…そうです。

私は持ってなかったので代わりに三河みりんを使いました。なんか、それっぽい風味のあるお酒が他になかったもので。飲んでもおいしいし、いけるかなと。

五香粉はシナモン、クローブ八角などのスパイスを乾燥して粉状にしたものです。

マスコット 五香粉 27g

マスコット 五香粉 27g

五種類のスパイスだから五香粉と思ってたんですが、もっとたくさんブレンドされてるものもあるんですね。知らなかった。
ナツメグみたいに肉団子の種に混ぜるのもいいし、中国にいたときはこれでジンジャーシロップとかチャイも作ってました。あっちの五香粉、たくさん入っていてすごく安かったのに帰国時に処分しちゃったのが悔やまれます。

あと、この調味料の中で侮りがたかったのが白コショウです。
中華によく使われるイメージがあったのでこの機会に揃えたのですが、「黒コショウあるし黒で済ませとこ」と思っている方も、騙されたと思ってぜひ白コショウを使うことをオススメします!一振りするだけでだいぶチャイナみが増して「それっぽい」味になりますので。

マスコット ホワイトペッパーパウダー 30g

マスコット ホワイトペッパーパウダー 30g

食紅は元のレシピに「あれば(optional)」と書いてあったので、今回は使いませんでした。

作り方:
※をすべてソースパンに入れて火にかけ、とろみがつくまでよく混ぜる。火から外して冷ましておく。
粗熱が取れたら、チャーシューだれの三分の二の量とにんにくを合わせたもので、豚肉を一晩漬けておく。
残り三分の一のチャーシューだれは、料理油を足してとっておく。冷蔵庫で寝かせる。

翌日、190℃に温めたオーブンで豚肉を15分間焼く(オーブンに入れる前に、豚肉の余分なタレは軽く切っておく)。オーブンから出した豚肉を金網に並べ、直火で炙り焼きにする。
取っておいた残り三分の一のチャーシューだれを時々豚肉に塗りながら、全面にこんがりと焼き目が付くまで焼く。チャーシューを一口大にスライスし、塗る用のチャーシューだれが余っていればまぶし、炊き立ての白いご飯と一緒に提供する。

引っ越して以降、我が家にはまだオーブンがないので、前半の中まで火を通す工程にはフライパンを使いました。
豚肉をホイル蒸しの要領でアルミ箔を使って中の空気が逃げないように包み、鉄フライパンに入れて温度が上がったらフタをして火を弱め、15分間加熱。
水などは特に入れませんでしたが、これで無事に中まで火が通りました!

直火焼きには主に魚や焼き野菜に使っている網焼き器を使いました。
刷毛も特に持ってないので、スプーンの腹と背を使ってお肉の全ての面にタレを塗り伸ばしました。
タレは残さず全部焼きながら塗ってしまいました!

できあがり


自分ではもう少し焦げ目がついて皮がパリッとしてた方がよかったのですが、まあ一回目ということで。
前半のフライパン蒸し焼きの時に皮目を下にしていたらよりいい感じだったかもしれません。


次の日は、大大大好きなチャーシュー炒飯にして食べました。前菜やつまみとしてのチャーシューもいいけど、私はこのチャーシュー炒飯が一番好きです。

おまけ

元レシピにはちょっとした注釈もついているので、以下訳出しておきます。特にオーブン調理される方は参考になるかも。

調理メモ:
アウトドア用グリルがあれば、前半オーブンを使う必要はないが、コンロの直火での炙り焼きのみでは中まで火が通らないので、必ず炙る前にオーブンにかけること。
もし最後までオーブンのみで調理するなら、加熱時間を25~30分かけるとよい。その場合、S字フックを使ってオーブンの最上段に豚肉を吊るし、鉄板かアルミホイルを下に敷いて肉汁を受けるようにするのが望ましい。

アウトドア用グリルというのはこういうやつですね。バーベキューコンロっていうのかな?

何にせよ、中まで十分火を通し、外側はこんがりというのが肝ですね。私もまた折を見て、再挑戦しようと思います。
ごはんに良し、つまみに良しなので、ぜひ作ってみてください。

その他の翻訳レシピ

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ごく小規模なハーブ栽培の記録(第9週~第10週)

今年の芒種に種まきをして育てているルッコラ、バジル、ミント、パクチーの記録です。
今日で70日目になったので、いつものように二週間分まとめてみます。

今までの分のまとめはこちらです。
kn.hatenablog.jp
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Twitterまとめ














ルッコラは、生ハムとしめじとチーズといっしょにオイルパスタにして食べました。おいしかったー。
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余談ですが、ルッコラは一部を収穫してから水が切れてぐったりすることがなくなりました。やっぱりあれだけの枚数の葉に行き渡るだけの水分を、このサイズの鉢の土では保てないということなんですね。

今シーズンの途中から、日数表記を全角から半角にしました(わりとどうでもいい)。

新メンバーのこと

終盤に写りこみ始めた謎の苗は何かというと、アボカドとライチです。

アボカドはペットボトルを真ん中から切って上半分をひっくり返した水栽培装置に、種のお尻(とがってない方)を下にしてセットし、お尻が浸かるよう水を張ったままで一か月半ほど置いたもの。水はもちろん放っておくと腐るので、毎日~2,3日おきに取り換えます。
台所の流しの前の、日当たりがいい窓辺に置いて一か月くらい経ったら発芽・発根してきて、それからは早かったです。根がボーボー生えてきたので、このたび晴れて土に植え付けました。

ライチはこの間の海南鶏飯を作った時に、勢いで買ってきたものを食後に捨てずに発根させたもの。大きい種が水分たっぷりの果肉で守られているライチの種は、乾燥すると発芽力がなくなってしまうらしいです。食べ終わった種から、丸くて大きいものを選んで、しっかり洗って果肉をこそげとったあと、濡れたティッシュペーパーに挟んで常に乾かないよう湿らせながら、2週間ほど待ったところ、種のうちの1つがめでたく発根!
これからちゃんと芽が出るか、ちょっと不安ですが見守り続けたいと思います。

kn.hatenablog.jp

アボカドもライチも、結実するような大きい果樹になるまでは10年単位で待たなければいけないらしいので、そこまでは期待しませんが、うまく育てて観葉植物として楽しめたらいいなあと思います。

食虫植物のこと

ハエトリソウも元気です!この前初めて、まあまあ大きめのコバエを食べていました。食べられたコバエは、数日後に葉っぱが開いた時にはカラカラに乾いた、くちゃっとしたゴミみたいになっていて、どうなってんのこれ…と人間はドン引きです。いや、そうは言ってもかわいいです。まめに働くいいやつです。

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今朝のハエトリソウ。一応くちゃっとなったコバエは写らないように配慮しております。

お盆が過ぎて今の暑さが落ち着いたら、そろそろ秋蒔きの用意を始めようと思います。種がまだ余っているルッコラパクチーはもう決まっているんですが、他にも何か育てようか思案中です。おすすめの秋蒔きハーブ(プランターで育つならハーブでなくてもかまいません)、どなたか教えてください!