今回は中国ネタ少なめです。
ちなみにノーマルな状態はこちらです。
中のインクが減ると、万年筆の先を真っ直ぐ瓶の中に下ろしても、深さが足りずに首軸が浸からなくなります。(ほとんどの万年筆は)首軸が沈んでいないとうまくインクを吸い上げる事ができないため、このように……
(ペリカンの場合は)別の面を底にすることで、瓶の中の水深を変えて、吸入しやすくするのです。
モンブランはじめ、他のメーカーでもこの問題を解消するべく、ビンのデザインに工夫を凝らしているので、興味のある方は調べてみてください。
ここまで来るのに、実に3年ほどかかりました。確か、今は少しパッケージが変わっているはず…。インクは化学物質なので、せいぜい4~5年が寿命らしく、それ以上経つと変質してしまうそうなので、このペースだとまあ何とか、天寿を全うさせてあげられるかなというところですね。
日本にいた頃は、アレもコレもとペンを散漫に使っていたので、インクの吸入ペースも1~2ヶ月に一度でしたが、今は勉強にも手帳にも同じ万年筆をメインに使っているので、2~3週間に一度くらいでインクの補充をしています。
ちなみに中国に連れてきたメンバー。
こちらもペリカンのインクとほぼ同じくらいの時期に購入したので、早めに使い切ってあげたいですが、赤だとさすがにあまり減らないですね。
あと、パイロットの万年筆はとめ、はね、はらいが綺麗に書けて、漢字を書くのに適したペン先の中で一番コスパがいいと常々思っていたのですが、中国語を書いていて改めてそう感じました。これから中国語の勉強を始める方は、決意のあかしに、一本用意してみてはいかがでしょうか。
なんだかパイロットの回し者のようになってしまいましたが、今日はこのへんで。