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つのへび日記

こなやぎのブログです。2015年4月から1年間滞在した中国江蘇省・南通市のこと、手仕事、語学、短歌など。

ようやく中国のポップカルチャーに手を出し始めました

中国語 勉強オレ 感想メモ 映画 長文

語学上達の近道は諸説ありますが、中国語で「多听多说」と言われることがあります。 「たくさん聞いて、たくさん話す」ということですね。

片方はインプット、もう片方はアウトプット。

このうち、相手がいなくても一人でできるのがインプットの勉強です。

 

私が中国に来たばかりのころ、留学先の先生に強く勧められて、家にテレビを置きました。

新しく買ったのではなく、お世話になっている人から譲ってもらったものです。

聞く練習になるから、毎日見なさいと先生に言われました。

そこでしばらくは頑張って見ていました。一日15分必ず見ると決めていたときもあります。

 

が、長続きしませんでした。

面白くないからです。

 

中国のテレビが特別面白くないというわけではないのかもしれません。私は日本にいたころからテレビを持っておらず、手放して久しいので、もう「テレビ的なノリ」が体に合わなくなっているのかもしれません。ニュースはインターネットで見られるし(記事だけでなく映像ニュースも)、音楽番組にしろドラマにしろ、大して興味がないのだから面白くなくて当然なのでしょう。

ことばというものはまず第一に道具であり、何かをするための手段なので、好きなこと(あるいは必要なこと)をするための道具でなければ上手くならないのです。私は中国語の勉強がしたくて中国語の勉強をしているという、語学の勉強をするには一番上達しない動機で勉強しているので、もうそれだけで真っ当な動機がある方とくらべてハンデがあると考えていいでしょう(もちろん勉強は人と比べるものではありませんが)。

ちなみに中華料理のメニューは覚えるのめちゃくちゃ得意で、一度知った料理名はほぼ忘れないので、漢字の読み方を忘れた時は料理名を思い出して頭の中で逆引きしたりすることもあります。

 

とにかく、そんな私にも救世主が現れました。

ディーン・フジオカさんです!

 

基本的にベリークールな感じでやっているこのブログなので(少なくとも本人は)、なんか好きな俳優というか好きになった俳優について書くっていうのがだいぶ恥ずかしいのですが、このトピックを書かないことにはどうにも他のことについても書けないような心持ちなので、続けます。

 

私が10年ぶりくらいに朝ドラを見ているということは以前のエントリに書きましたが、ほぼ毎日見ているうちに五代様ことディーン・フジオカさんのファンになってしまいまして。 それで、台湾ドラマはじめ中華圏で活躍していらしたという情報を知って「そうだ、この今の自分の気持ちを利用して中国語を勉強できるのでは?これを逃したら、自分から恋愛ドラマを見るということなんてないのでは?」と気づいたのですよね。

 

というわけで、このエントリは、それらの彼の過去出演作をいくつか漁ったあとで書かれています。 文字通り「漁った」程度で深いレビューではないし、まだまだ全部見たわけではないのですが、原題と、有るものには邦題と、簡単な紹介をそれぞれ載せておきますので、各種動画サイト等で検索されるなり、ご自由にお使いください(中華系動画サイトは量は豊富なのですが、スパム型広告なども多いし、抵抗がある方も多いかなと思うので、あえてリンクは張らないでおきます)。これから何か見てみたいわとお思いの方や、中国語学習者の方のお役に立つことができれば幸いです。

どちらにも興味のない人には、今回若干キモいエントリになってしまいお詫び申し上げます。次回はエモいエントリを目指してがんばります。

 

 

 

 

ドラマ

 

 

『转角*遇到爱』(邦題『ホントの恋の見つけ方』、2007年):お嬢様ヒロインと熱血系主人公?とのラブコメです。台湾ドラマなので発音等はほぼ北京語と同じです。ディーンさんはヒロインが勤務する一流ホテルの宿泊客・人気ピアニストの安藤楓という日本人役で途中から登場します。劇中でピアノ演奏シーンと、日本語ほか英語・中国語・フランス語をしゃべるシーンがあります。

中華圏ではこの役の印象が強いようで、「あさが来た」を見た人が「これって转角遇到爱の安藤楓じゃない?」とネット上にコメントしているのをよく見ます。全部見たかったのですが、熱血系主人公(速水もこみち似)が顔も行動もしつこい上にドラマも全部で39集と長く、途中でリタイアしてしまいました…。日本では全23話で放送されていたようですね。気になってWikipediaの他の言語のページを見てみたら、スペイン語版では20話、フランス・イタリア・英語版では全16話とありました。ドラマを見るというのがやっぱり得意でないのか、他の出演作はそれからまだ見ていません…。

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映画

『八月的故事』(邦題『八月の物語』2005年):香港制作の映画で、全編にわたって主に広東語が使われます。こちらは映画のダイジェスト版というか、長めの予告編のようなものを見ただけです。学校に入学するまでの一ヶ月(中華圏の学校は九月はじまり)、家のテーラーを手伝うヒロインと見習いとしてやってきた青年(ディーン・フジオカ)との交流を淡く描いた作品です。字幕をざっと追っただけなので間違っていたらすみません。

一通り北京語ができるようになってから、広東語の勉強にあらためて見ようと思っています。

 

『夏天的尾巴』(2007年):台湾の映画。10代向け青春ムービーで、ディーンさんはアキラという日本人を演じています。これも予告編を見たきりです。

 

『痞子英雄首部曲:全面开战』(邦題『ハーバー・クライシス<湾岸危機>』、2012年):はみ出し者の刑事「英雄」が活躍する人気ドラマシリーズの映画版第一部です。前にも後にもこれだけしか見ていませんが、十分楽しめました。本作は二時間半とちょっと尺が長めですが、署内では煙たがられている直情型の主人公と黒社会のセコい小物がひょんなことから悪を追うというバディ物で、ドンパチあり、アクションあり、ハイジャックありと、なんというかものすごい正攻法の超大作って感じです。 ディーンさんはリー捜査官という、エリートぽい捜査班のサブみたいな役で、これはこの班のボスが黒幕でリー捜査官はこのままフェイドアウトする感じなのかな…と思わせておきながら、実は…!みたいな、なかなか美味しい役です。ちょっと長いけど、最後までちゃんと見てよかった。あと北京語超ペラペラです。

 

 

 

MV

 

王心凌『这就是爱』(2007年):恥ずかしながらまったく存じ上げなかったのですが、シンディー・ワン(ワン・シンリン)は日本でも人気がある歌手らしいですね。台湾の歌手のMVにもいくつか出演されているディーンさんですが、こちらは「こんなヒモを飼いたいなー」と思わせてくれる素晴らしいMVです。

私はめでたく、この曲で初めてC-POPを歌えるようになりました。調子に乗ってクリスマスパーティのカラオケ大会でも歌いました。会話と違って声調が介入しないという問題があるものの、歌を歌えるようになると、口が慣れるのか、前よりスムーズに中国語のフレーズが口から出てくるようになった気がします。シンディー・ワンの曲は音域が自分に合ってるということもわかったので、とりあえずレパートリーを10曲に増やすのを目標に、色々聞いています。次は『爱你』歌えるようになりたいなー。かわいい。興味を持たれた方は、ぜひyoutubeなどで検索してみてください。

 

ということで、ポップカルチャーと言っても挙げたものの多くは10年近く前のものだったりするのですが、思わぬところで私の中国語生活がぐっと充実するようになりました。おおきに五代さん!もとい、ディーン・フジオカさん、ありがとう!