魅惑のエスペラント語
恥ずかしながら、昨年末のHSK対策を始めたあたりから、Duolingoを放置していました。
放置する直前まで取り組んでいたのは、フランス語。
ちなみに、その他に手を出しているのは、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、アイルランド語。まあ、イタリア語とドイツ語以外は最初の1課をやってほったらかしなのですが…。
ゆうべ、思い立って、恐る恐る再開しました。フランス語とイタリア語をトレーニングモードで一回ずつ。
思ったより忘れていなくて一安心…。Duolingoの学習項目は選択問題メインで、似た問題が反復的に出てきます。これは、うろ覚えや、放置からの再開にも優しい設計なのかもしれません。なんという、語学ジプシーの生態を良く分かっていらっしゃる仕組みであることか!
久しぶりに見てみると、なんだか学べる言語が増えているような気がしました。
ちなみに、今のところ、英語で学ぶことができる言語は以下の通りです。
※「英語で学ぶ(for English speaker)」と言っても、「問題文が英語で書いてある」に過ぎないので、この点でためらっておられる方は一度ためしにやってみることをオススメします!私が今までDuolingo関連エントリにいつも補足しておこうと思いつつできなかった点です。
- スペイン語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- ポルトガル語
- オランダ語
- スウェーデン語
- アイルランド語
- トルコ語
- デンマーク語
- ロシア語(ベータ版)
- ノルウェー語
- ウクライナ語(ベータ版)
- エスペラント語(ベータ版)
- ポーランド語
- ウェールズ語(ベータ版)
そして、以下の言語が開発中。
最後のクリンゴン語は「スタートレック」内の宇宙言語だそうです。遊び心あるなー、と思いましたが、このクリンゴン語、言語学者がきちんと言語らしさを追及して作ったものだとか。だから系統立ててDuolingoでも学習できるということなのでしょうか。いわば立派な人工語ですね。
そして、上記の中にはクリンゴン語以外にももう一つ、人工語があります。エスペラント語です。
『ダーリンは外国人』のトニー・ラズロさんが自著で激しくオススメされていたのをちょっと思い出して、試しにちょっとやってみたのですが、これ、本当に面白いです!おすすめです!
というわけで突然ですが、
エスペラント語学習がオススメな5つの理由
1.文字が簡単
文字が難しいというのは語学学習の最大の壁です。タイ語のように同じ音でも単語によって別の文字を宛てるように決まっているものもあります。エスペラント語は英語と同じアルファベットを使います。ウムラウトのような記号も使いますが、一から全ての文字を覚えなくていいのは何よりです。
2.文法が簡単
基本の第1課(3コマ)をやっただけですが、ラテン語の流れを正統に汲んだ文法構造になっています。のみならず、不定冠詞がいらないし、どうやら名詞の性も無さそうです。これは文法を覚える手間が半分になったと言ってよいでしょう。
3.語彙が簡単
文法同様、単語もラテン語派の諸語と似ていますので、それらの学習経験者であれば、基本動詞を初見で予測することもできます。ちょっとした天才気分を味わえます。
4.発音も難しくない
ドイツ語のようにjの文字にyの音が宛てられている点を除いては、ほとんどローマ字読みです。r音もそんなに巻いてない…ような。
5.世界中に使用者がいる
エスペラント語協会は世界中にあるそうです。どの国の人とも友達になれる可能性があるということ!簡単な文章を書けるようになったら、lang-8に投稿してみようかなー。
というわけで、しばらくはぽちぽちやってみます。わーい。