ハードな年末進行を終え、大型連休が始まる!
今年の旧正月は、2月8日が元日(初一)に当たります。中国の人々は、ここでがっつりお休みを取るために、1月はそれはもうよく働くのです。月の休みが1日あるかないかという人もいるほど。ただでさえ、中国の会社は日曜日のみ休み(週6日勤務)というところも多いのに、大変です。
日本人なら月に数日しか休みがなかったら、自分のために過ごしたり、とりあえず家で体力を温存…という人が多そうですが、そんな貴重な休みの日も、彼らは春節休み前の「年会(忘年会のような慰労会)」の出し物準備のために使ってしまったりするのです…。パーティーというと歌や踊りなどのショーがないと物足りなさを感じるらしく、そのためなら休み返上で全力で準備!なんたるバイタリティ。
帰省ラッシュと、あふれる連休難民
私の留学している学校は1月は試験期間、2月に入るともう春休みです。日本語教師の夫も、今日から休みに入りました。私たちは帰国しないでこちらで春節を過ごすことに決めていましたが、そうなるとお店が心配です。
日系企業は今週頭から休みというところも多く、日本人はみな帰ってしまうので、日本食レストランもお休みに入ってしまいます。学校の近くにある飲食店街も、学生が帰省してしまうのでほぼ全部店じまいです。
そこで困るのは、帰省先がない、もともと南通人の学生です。昨日~今日とぶらぶらしている感じでは、複合商業施設の飲食チェーン店やカフェに、いつもと比べてものすごく人が多い印象を受けました。Wi-fiがつながりにくいったら。
彼らも正月を迎える時には、家で家族や親戚と過ごすのでしょうが。最近私たちはもっぱら外食なので、家の近くの店がどうなるのかちょっと心配ですが、買い置きの冷凍ワンタンなどちょっとしたものはあるので、まあ大丈夫かな…。
そういえば、未婚の若者は春節休みに帰省するたびに家族中、親戚中からプレッシャーをかけられるから帰省を憂鬱に思う人は多いと聞いたことがあります。どの国も同じ…というか、とりわけ中国では未だに古い価値観が根強いので、日本以上にこの手の圧力はきついようです。
あと、商業施設ではクリスマス商戦から今に至るまでかれこれ一か月半ほど、ずーーーっとバーゲンしていて、それもなんかすごいなと思っています。
春節はこんな風に過ごしました