この春節休暇中は、先のいくつかのエントリで触れたように友人の実家でまったりしていまして、朝起きて、呼ばれて朝ごはんを食べて、自室に戻ってゆっくりして、しばらくしたらお昼ごはんに呼ばれて、帰ってきて自室(ry、夕飯に呼ばれて、たまに知ってる人や知らない人に挨拶して……という、まるで飼いネコのような生活をさせていただきました。
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おまけに红包(お年玉とご祝儀をどちらもこう呼びます、ここではお年玉か)もいただいちゃったし…。本当は目上の人にあげなきゃいけなかったらしいですが、日本チーム丸腰でした、甘かったです。相場も分かったので来年はちゃんと用意します。
中国では、偶数はペアになるから縁起がいい数とされているので(「割れる」と嫌われる日本と逆ですね)、红包も頭を偶数(400,600,800など)にします。同じく贈り物も1つきりだと奇数でよくないということで、普段日本で働いている友人は、「たけ○この里」や「明○マカダミア」などのチョコレート菓子を親戚中に2箱ずつ配っていました…。毎回用意するの大変なんだろうな。そして彼女はたけ○こ派なのか(どうでもいい)。
ともあれ、休暇中こういう生活を送らせてもらえるということはわかっていたので、本とか編み物セットとか持って行っていたのですが、なんということでしょう、編み物しかしませんでした。休暇1日目にあちらに着いてから『Raverly』で編むものを決めて、それからご飯とご飯のあいだなどにずっと編んで、南通に帰ってきたその日に残りを仕上げました。2016春節帽子です。ありがとう春節!スプリング ピリオド!
使用したフリーパターンはこちら。
写真や簡単な編み図付きのPDF(英文)がダウンロードできますが、編み方の順番としては
- 顔周りの風よけ(ケーブル編み部分)を往復編み(出来上がりの2倍の幅で、裏側つまり縦半分は模様なし)
- 1を縦半分に折って、サイドから目を拾い、本体を編みはじめる。最初は往復編みで
- 途中まで編んで目を増やし、輪編みにする。
- 目を減らしながらてっぺんまで編み、糸始末。
- 風よけのそれぞれの両端、輪編みの前の本体のふちから目を拾い、首周り部分をガーター編み
- 縄を作ってガーター編みの両端に取り付ける
- ポンポンを作って頭頂部(帽子の中心よりわずかに上のほうがいい)に取り付ける
です。
使用糸は今回もLECCE。
LECCEを使い切りたくて、帽子の中でもなるべくたくさん毛糸を消費しそうな選びましたが、まだ1玉とちょっと余っています。どうしようかな。
年甲斐ないかなと思って、ポンポンをつけるかどうかはぎりぎりまで悩んだのですが、ないのもそれはそれで格好がつかないなと思ってつけました。うむ。
中国で冬を過ごすと、風が冷たくてモッズコートのフードをかぶることが多いのですが、そのフードの下にかぶっても暖かいです。その時はポンポンをむぎゅっと潰すことになりますが…。
ただ、やっぱり糸が細くて軽いのか、普通にかぶっていると風に飛ばされそうになるので、パターンにある写真のように、ちょっと太いストレートヤーンの糸で編んだほうがいいかもしれません。
- 作者: 石川美和
- 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
- 発売日: 2015/09/14
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