今日読んだこちらのブログ記事。
旧式のスポイト式万年筆の描写にときめきました。
現在流通している万年筆は主に手軽なカートリッジ式かコスパの良いコンバーター式。
万年筆の使い方 | 特集記事一覧 | PILOT LIBRARY | PILOT
それから回転吸入式。高級ラインや舶来物に多いです。
万年筆・インクの吸入方法【コンバーター式】|高級万年筆の文栄堂 - YouTube
胴軸の中に直接インクを点滴していくスポイト式は、これらに比べると時間も手間もかかるしかなり原始的なんですが、万年筆愛好者にはこのひと時、ひと手間が想像するだに、たまらんのです。
で、こんな記事を見つけました。
スポイト式万年筆のインク補充方法とメンテ | インド大好き!ティラキタブロ グ
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インド万年筆はまだスポイト式がスタンダードなようです!値段もお手頃。
個人的にはフーデッドニブ気味のARMOUR203が気になります。
このタイプの万年筆は、長時間放置していてもペン先が乾きにくいのです。
パーカーのデュオフォールドの古いモデルで、ヘミングウェイが愛用していたのもこのフーデッドニブですね。
ちなみに今まで挙げた以外にもインクの吸入機構は様々あるのですが、私が一番カッコいいと思う吸入機構はシェーファーのスノーケル式です。
【楽天市場】SHEAFFER シェーファー / スノーケル ヴァリアント Snorkel Valiantグリーン/ EF 1950年代 ビンテージ万年筆:筆記具専門店「萬佳」
このギミックはたまらないですね…!
今は台湾の万年筆、回転吸入式のTWISBI×ペリカンのロイヤルブルーと蜜月なので物欲は湧きませんが、まだまだ自分の知らなかった、世界の万年筆の存在を知るとわくわくします。
FPGeeks | TWSBI Diamond 540 Fountain Pen – The Awesome Review (リンク先海外サイト)
ペリカン Pelikan ボトルインク 4001/76 ロイヤルブルー
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この間、友人に自分含めて万年筆を始めたい人がいるから色々教えてほしいと声を掛けていただいて、お茶をしながら質問に答えたり簡単な話をさせてもらい、こんな自分の一嗜好でも役に立つんだ!と思ったのを上記のブログを読んで思い出したので、記事にしてみました。
ほとんど蘊蓄になっちゃいましたけど、万年筆の面白さが一ミクロンでも伝わればさいわいです。