ついこの間まで、手芸本の写真ですら見るだけで暑苦しく感じていた、秋冬用毛糸の触り心地がやっとよくなってきました。
いつも本格的に寒くなってから編みだすので、冬支度と呼ぶにはあまりに後追い気味だったのですが、今年はこの10月になるべくたくさん編もうと思ってます。
早速昨日からはじめていたネックウォーマー。
三國万里子さんのコクーン柄(繭編み)に挑戦しました。
裏目を編み地にして、表目で仕切られた中の目を増減させて作っていく模様です。
編みはじめはよくわからないけど…
たくさん続けていくとこんな感じ!(照明の色が違いすぎますが…)
難しそうにみえますが、切り替えのところ以外は単調でびゅんびゅん編めますので、時間はそんなにかかりません。輪針が断然楽です。
くしゅっとさせたとこ。模様はあんまり目立たないかな。。
ネックウォーマーはそもそも一つも持っておらずなんとなくのイメージで作り始めてしまい、上下はゴム編みにしてみましたが、模様自体が表目と裏目をそれぞれ縦方向に連ねていくという、ゴム編みの基本構造をとっているので、もしかしたらいらなかったかな?とも思っています。
ちなみに、ゴム編み伏せ止めの方法でとても役に立つ動画。かなりのびのびします。
ブログの過去の編み物記事に貼っていなかったがために、これを探して一年分のfacebookの海をさまよいました…。
Cat Bordhi-PERSONAL FOOTPRINTS-Jeny's ...
毛糸はアルパカ100%の極太です。商品名失念。
以前ポンチョを作った余り糸でしたが、本の通りに作ったらサイズ感が合わずちょっと不満があるものなので、このネックウォーマーとセットで使えるように、おそろいの柄で編み直そうかな、とふと思いついてしまいました。
せっせと手を動かしているうちにまた次の編みたいものが出てきてしまうので、編み物だけは飽きません、というよりも飽きることができません。わたしの秋が、昨日からやっとはじまりました。
今回使った繭編み(マフラーなど)ほか、唸ったり恍惚したりするようなすごい作品例多数です。

- 作者: 三國万里子,スタイリング:岡尾美代子,横浪修,中辻渉
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2010/09/16
- メディア: 大型本
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見ていると思わず「天才かもしれない…」とひとりごちてしまう、北欧伝統ベースで、ときどきかなり独創性に富んだ品々。