つのへび日記

こなやぎのブログです。手仕事、語学、短歌、読書や映画など。

2014年の手帳を考える(主に、EDiTマイナーチェンジについての悲嘆)

手帳は大学のとちゅうから二年前までほぼ日手帳

余りに種類が多くなってちょっとついていけなくなり、去年はマークスのED!Tを使ってみました。

どちらも一日一ページ型です。

ほぼ日手帳2014

EDiT デイリープランナー エディット | MARK'S DIARY | NEW LiFE手帳2014

 

ほぼ日の基本サイズである文庫サイズ(A6)より、B6のED!Tのほうが使いやすかったので今年もそれを使い続けることに決めて、さっそく昨日、東急ハンズで購入しました。が…

 

ここからは写真で。

それぞれ手持ちの万年筆(インク)とローラーボールで本文用紙に書いてみたところ。

今年の手帳(表)

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今年の手帳(筆記ページの裏)

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来年の手帳(表)

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来年の手帳(裏)

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ちなみにエディットの表記が違うのは仕様です。今年から(恐らくネット検索の精度を上げるために?)ED!T⇒EDiTになってますね。ちなみにそれを書いているのはラミーのサファリに入れたPrivate Reserved Inkのアボカド色ですが、乾くのが恐ろしく遅いので、来年は手帳用には使わないことにしました。

 

とか、そんなことどうでもいいくらいに裏抜けする…!大がっかりです!

 

そういえばなんか紙を変えたとかちらっと書いていたなとパッケージを見ると、

究極の手帳用紙”を目指し、1日1ページ手帳用・オリジナル手帳用紙“NEO AGENDA Ⅱ for EDiT(ネオ・アジェンダ・ドゥー・フォー・エディット)”を、新開発。
より薄く、軽く、白く、 それでいて強度を確保し、裏抜けしにくいなめらかで上質な書き心地を実現するための用紙へのこだわりを実現しました。 

 ですと。裏抜けしにくい…?

2014年版・手帳『EDiT(エディット)』発売開始!~“2012日本文具大賞デザイン部門グランプリ”&“グッドデザイン賞”受賞手帳~ | プレスリリースを月額3000円で配信し放題|リリースプレス

 

 

あまりにショックだったので共同アカウントなのにも拘わらずツイッターでつぶやいてしまいました。

 

確かに薄いとか軽いとか、それに越したことはないけど、本当に薄くて軽い物でスケジュールやタスクを管理したい人はとっくにスマホやタブレットでしてるんじゃないだろうか。デジタル文具ユーザーとの住み分けってそういう単純な物体の質量の好みでまずざっくりおこなわれる気がする。もちろんそれだけじゃないだろうけど。

 

あーあー、世の中の手書き派が全員ジェットストリームだなんて思うなよー!

左利きだとかすれちゃうんだよー!

(ちなみにそれでいくと一番使いやすいのはぺんてるのビクーニャでした。私は。これも同じ左利きといえども、傾け具合や手首の角度でかなり違うので何とも言えないですね。)

 

万年筆の好きな所は色々あるけれど、圧しつけることでペン先の球を回転させて書き進めるボールペンと違い、流れてくるインクを紙に載せていくだけなので、筆記に力が要らず、そのためずっと書いていても疲れない、ということが、実用面では一番大きい。万年筆を恒常的に使うようになってから、あんまり肩が凝らなくなってきた気がするし。同じ理由なら鉛筆でもいいけど、削ったり(或いはノックしたり)の頻度を考えると、ひと月に一度インクを吸入させるだけの方が圧倒的に楽だし。それに鉛筆だと下敷きが欲しくなって面倒な時もある。

 

…この裏抜けショックはゆうべ起こったことなのですが、さりとて放り出して新しい手帳を買うという気にはなれず、どうしても!満足しながら、けちけちした貧しい気持ちからでなく、本心から大切にしつつ一年間この手帳を使い切りたい、と思い、今日いろいろと考えていました。

で見つけた、こちらのブログ。

《Asu》モレスキンと万年筆 究極の裏抜け対策 顔料インク セーラー「青墨」を購入! | アスノート AsuNote.jp

《Asu》モレスキンと万年筆 現時点での対裏抜け最強インクだ! セーラーナノインク「青墨」 | アスノート AsuNote.jp

まず、古典ブルーブラック(インク成分が一般の染料とは異なる)も裏抜け具合にはさほど違いがない、という事実を知る。ちょっと可能性として考えていたけれど、やっぱりだめか。。

それで、次の可能性が顔料インクなのですよね。モレスキンの裏抜けと滲み加減はほんとうにどうしようもなくひどいので、モレスキンで大丈夫なら、多分この手帳にはほとんど問題はないと思いますが。。

乾きが早くて水に強い顔料インク、国産だとセーラーとプラチナから出ていますね。

いつか試してみたいとは思っていたけれど、これはいよいよその機会が来たということなのかもしれません。今現在、手持ちのインクはどれもたくさんあるのですぐには試せないけれど、年内はひたすら手持ちインクの消費に専念しようかな。