海外生活者の迎えるフェーズとして、初めの数日~数週間はハネムーン期とやらにあたるそうです。観るもの聞くもの全てが新鮮で楽しい!というお花畑な期間というわけですね。
そしてそのハネムーン期が過ぎると、現地の人や習慣と対立したり、不愉快な思いをするなどして挫折を迎え、日本が恋しくなる幻滅期が訪れるんだそうな。その先にやっと、全てを受容し適応していこうという安定期があるとか…。
正直、そんなのに当てはまる人はよっぽどその新居住地に幻想を抱いてるんじゃないかと思いますし、予備知識などいくらでも自力で収集できるいい大人が、あって当たり前の文化の差異に直面して幻滅とか真顔で言うの?って感じだし、人は皆美味しい思いをするために一度挫折しとくべき、みたいな挫折の押し売りぽくも見えて半信半疑なのですが。
それで、省みるに、確かに見るもの全て楽しいウヒョー!みたいな時期は確かに過ぎ去ってると気付きました。
毎日学校の予習とか復習とか家事とかあるので、いつまでもキャッキャ言ってられないのですよね。
ただ、それで負の方向に針が振れてるとかいうことは全くないです。確かに、老若男女を問わず道路にタンを吐くのは閉口しますし、店員さんが仏頂面でお釣りをぶちまけるのも気持ちがいいと言えば嘘になりますが、だから帰りたい!とまでは思いませんね。
初めの一週間は、クラクションを鳴らされないように(鳴らされて自分が不愉快になるのを避けるため)と慎重に慎重を重ねて道路を横断していた結果、こちらがどんなに注意しても無茶して突っ込む奴から鳴らされる理不尽は避けられないという結論に達し、今では明らかに自分に向けられてるクラクションにも「うるせっ」と小声で毒づきつつ横断出来るようになったあたり、無事に安定期へ軟着陸できたんじゃないかなーと思ってます。
思えば、京都から熊本に来たときの自分にはこの流れ(ハネムーン期→幻滅期)がありました。熊本を美化しすぎてたんですね。
前置きが長くなりましたが、昨日で一ヶ月の支出を締めたので、何かの参考になればと、ここに載せてみます。
4/12~5/11 総支出 2564.42
食費 計681.22
- 外食 407(私の学食約100元、二人で外食3回)
- 内食274.22(嗜好品140、調味料35、副食100くらい)
- 消耗品 86(ティッシュや電球)
- 非消耗品 277.2(家電2点、台所用品、収納グッズ)
書籍費 96(一冊、私のHSK対策本)
交際費 65(学友と二回おでかけ)
特別費(ビザ費用800、健康診断追加料金60、証明写真代20)
以上です。
夫の昼食代(職場付近で外食)は含めていないので、一世帯の支出だともう少し多くなります。
あと、家賃は社宅なのでかからず(家込みで何元という給与提示)、内食費も頂き物が結構あるというのも前提です(今月は米も頂いちゃいました)。
参考になるのかならないのかという家計簿で申し訳ないんですが、懲りずに次回以降も載せていきたいと思います!
今月の反省としては…率直に言って、特別費が痛いです。これがないと思うと、今月はかなり抑えられるんじゃないかな。まあ、設定した貯蓄額は遵守しつつ、色々楽しめる使い方をしていきたいです。