囲いを覚えようとしてみたりも。
多分これは始めて実際に将棋を指してみた日(まあ、こまおですが)。作るのが楽だから、美濃囲い派です。そういえば来年のほぼ日手帳もうすぐ発売ですね!
それで、このあいだ中華SNSにこのことを書きました。
「誰か私と日本の将棋で遊びませんか?
わたしも勉強中です>_<」
何人かから、できない~、やったことないよ、と反応があり、そうだよなあと思っている中、ある女の子からコメントが。
モザイクばかりで何がなにやらですが、水玉のが私です。自分ばかり可愛くしてすみません。
「やってみたいけど出来ません」
「ルールはちょっと多いけど、面白いですよ」
が、中国語の会話です。
くれるともらうの誤用は、日本語学習者あるあるですね。
彼女は日系企業に勤める女の子で、私とはお互いの語学の勉強のために、週末に二時間ほど会話の時間を設けています。このあと数度のやりとりを経て、今週末の会話の時間には、オマケ企画的なアレで、将棋をやってみることになりました!わーい。
彼女の日本語会話レベルは十分高いので、簡単な日本語で作ったルールの説明文と、駒の動き方一覧を用意するとして、いちばんの問題は、将棋盤と駒です。中国将棋とは形もルールも違うから代用できないし(そもそもそれも持ってないけど)、中国のみんなにいまいち馴染みがない日本の将棋セット、果たして手に入るのか?
手に入ります。そう、タオバオならね。
ということで、やっとタイトルの話になりますが、何でも売ってると評判のタオバオ(淘宝)で、「日本 象棋」でサクッと調べたところ、ふつうにヒットしました。
三番目によく売れていた商品。26元とお手頃です。スタバの飲み物より10元くらい安いです。近所の家族経営の食堂でお腹いっぱい食べた時の一人分くらいです(かえって混乱する例え)。
評価もなかなか宜しいので、これを買うことにしました。「持ち運びやすいから、旅行にいいよ」というコメントがなんだかじわじわきます。彼は機内とかでやってるのかなあ。
いざ購入、といっても、映画を観たときのエントリにも書きましたが、電子決済に必要な「本人名義の国内口座」を私は作っていないため、ネットショッピングが出来ません。
中国の映画館でインド映画『PK』を観ました - つのへび日記
ということで、必殺!ともだちにたのむ! を発動。友達に26元払って、注文してもらいました。これが昨日の話です。
そして今日の夕方、届きましたー!
早い!すごい!
ちなみに今回の商品の発送元は上海でしたが、だいたいわりと1日か2日で届くそうです。中国はこんなにでかいのに、すごいなあ。ま、でも上海⇔南通間の距離は福岡と熊本くらいなので、そう考えるとまあまあふつうですね。
そんな、どこかインターナショナルな感じの将棋セットを開けます。
二つ折りの盤の中に、駒をじゃらっと収納する形です。ガンダムみたいになってる駒をプチプチちぎります。タオバオでの画像が少なかったので、もしや駒の裏面が真っ白だったりしたらとちょっと不安でしたが、杞憂でした。良かったー。さすがにないとは思ったけど。
このあと、居合わせた別の友人にルールを説明しつつ、ちょっと指してみました。こまおでいまだに二枚落ちまでしかやったことのないヘタレなので(だって相手も飛車と角持ってるとか!怖すぎる!)、生身の人間とやるのも平手で指すのも初めてでしたが、面白がってもらえてよかったです。そんな今日の友人のSNS。
いきなり駒を動かしながらのルール説明だったりでめちゃくちゃな盤面ですが、気にしないでください。角取られてるし、角道がら空きだし…。ちなみに勝敗はまだついてません。この画像を撮ったあとご飯を食べに行ってそのまま別れたので、続きは今度となりました。
確かにタオバオすごい!と思って書き始めたものの、あんまりタオバオの凄さが伝わらないエントリになりました。タオバオを拝み倒してみたくて読んだ方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。