日本のいろいろなものが食べたくて恋しくなることは少なくないけれど、日本では食べられない美味しいものもこちらにはたくさんあるわけで。
過去にはマーラータンやカエルなどについてエントリを書きました。
カエル、最近は火鍋で食べましたが肉の淡泊さが引き立って大変美味しゅうございました。
まあ、こういうザ・中国!みたいなものもいいのですが、日常的に食べたり飲んだりしている美味しいものをちょっとこの際つらつら語っていきたいと思います。
「貢茶」の珍珠奶茶
珍珠奶茶(タピオカ入りミルクティー)は日本でもコンビニなどで手軽に買える飲み物ですが、テイクアウト中心の小さいジューサーバーのようなお店では必ず売っています。お値段はだいたい10元前後といったところ。
「貢茶(ゴンチャ)」は台湾発のショップで、店内で使われる茶葉はすべて台湾直輸入(?)というのが売りです。お茶の種類も豊富にあり、たとえばミルクティーなら使う茶葉も紅茶、緑茶、ウーロン茶から選べます。選べるといえば、温度もホット、常温、コールドの氷あり、コールドの氷なしの4種類、甘さも5段階(100%、70%、50%、25%、なし)から指定できるので、こういう細やかさにも人気があるのかも。
ここの珍珠奶茶は13元とちょっと他より高いですが、お茶の香りが強くて美味しいので、初めてここのを飲んで以降は「貢茶」一筋です。東京にも進出すると言っていたような気がしましたが、どうなったのかな。
ケンタッキーの老北京鸡肉卷·
日本のKFCでいうドラゴンツイスターですが、北京ダック風にピリ辛の醤とキュウリ、白髪ネギ、ツイスターが入っています。単品が15元、プラス15元でドリンクとポテトが付きますが、平日ランチの時間帯だとセットでも15.5元で食べられます。この醤が美味しいんです。日本のKFCでもぜひ出してほしいです。
スタバの栗香巧克力塔
中国のスタバのドリンクは正直あまり美味しくないか、日本と大差ないのですが、フードメニューはどうかというと、まあそれも似たり寄ったりです。全体的に甘すぎるんですよね…。だからこそ「貢茶」のような甘さ調節が歓迎されるのであり、スタバでも50%、30%などのカスタムができるのですが。
そんな中、この冬の新商品の一つである栗香巧克力塔(栗のチョコレートタルト)は当たりでした!甘さは相変わらずですが、マロングラッセ+生チョコのフィリング+クリスピーなタルト生地というお菓子の優等生か!みたいなバランス良さ…やればできるのね、というところです(超上から目線)。日本のスタバのスイーツメニューも100点をあげたくなる商品はめったにないのですが、これは久々のヒットでした。
ZOO COFFEEのフルーツスムージー
ZOO COFFEEは韓国資本のカフェで、南通には複合商業施設内など何箇所かにあります。価格はどのドリンクも30元~という感じで、スタバ同様。トーストやワッフルなど、ボリュームのあるフードもありますが、それを入れるとけっこう割高です。
席が広いところと、フルーツスムージーのバリエーションがたくさんあるところがお気に入りです。その名の通り、動物園がテーマのカフェです。
いつまで南通、ひいては中国にいるか、今のところは見当もつきませんが、美味しいものを探して(チープならなおよしという心構えで)、そのときどきを楽しもうと思います!