シーズンオフだけど「見帰りの滝」へ行ってきました。(前編)
帰国4日目。昨日から、唐津の実家に寄せてもらっています。魚うまい。
夫がまだ一度も行ったことがないということで、今日は九州一の瀑布という「見帰りの滝」へ行きました。
見帰りの滝(唐津市相知町) | 観光情報検索 | あそぼーさが
日本の滝百選にも選ばれた唐津市相知(おうち)町の見帰りの滝。春は桜、夏は深緑、秋は紅葉がそれぞれに滝を彩ります。特に見ごたえのあるのが6~7月のアジサイ。ブルー、ピンク、紫など40種約40,000株にものぼるアジサイが九州一といわれる豪快な滝と見事な風景を演出します。滝一帯は見帰りの滝公園として整備され、滝をいろんな角度から眺めることができます。
(上記リンクより)
…などと、よそよそしい紹介をしてみましたが、正直言って超地元スポットです。どれくらい地元かというと、義務教育のころに美術の授業でスケッチしに来たくらい地元です。しかしそのことは措くとして、今日私たちが「見帰りの滝」の最寄り駅であるJR相知駅から徒歩で滝へ行き、それからまた相知駅へ帰ってきたよ、ということを前後編に分けて記します(一度に書くつもりが、長くなってしまったので)。
これからアジサイの見頃になると、「見帰りの滝」は唯一の繁忙期…もとい、ベストシーズンを迎えるので、ぜひぜひ、行ってみてください。
というわけで、まずはJR相知駅からスタート。
「見帰りの滝まで車で5分」とあります。私たちは車がないので、歩きます。ちなみに歩くと一時間弱かかります。それにしても、情報がアップデートされている気配のない観光案内。最近(といってもここ10数年のこと)できた温泉が載ってません。
まあ、観光というより町民が使う感じだしなー。
駅から歩きはじめて、10分経過したあたり。何もありません。後ろのほうの山々も、靄がかかっていてこの時はよく見えません。
とはいえ、雨が降る気配はないので安心して歩きます。
実は歩いて自分たちだけで目指すのは初めてだったので不安でしたが、所々に案内板が出ているので道には迷いませんでした。
さらに20分経過。バス停がありました。
一日3便。そして躍る「日祝運休」の文字。
川沿いの道まで来るともう安心。川の上流に向かっていけば滝です。
子供のころ遊んだ覚えがある渓流。平日だからか、今日は誰もいません。飛び石がぬるぬるしてて結構怖い。
そんなこんなで、ようやく滝の入り口に着きました。が、お腹が空いたのでここにある旅館兼食事処でご飯を食べました。
うな丼。うまい。肝吸い超うまい。夫は鯉こく御膳を食べました。
写真がなくてすみません。上記のリンクから見られます。リンクのお品書きの中には、要予約のものもあるので、注意です。
うなぎ。実は中国(南通)の日本食レストランで一度だけうな丼を食べたのですが、なんかぶよぶよしてておいしくなかったんですよね。たぶんその時食べたのは鰻魚という、鰻ぽい川魚だったんじゃないかなーと思います。煮物にしたらけっこうおいしい魚ですが。たとえ味が似ている魚だといっても代替にはならないものなのだなとその時思いました。
体力が戻ったところで、いよいよ滝へ。この先は、車も通れる舗装道路と徒歩用の遊歩道に分かれています。
意気揚々と遊歩道を歩きだしたのですが、なかなか「遊」というほど気楽に進めるものではありません。前日までの雨で道が悪くなっているのもそうですが、そもそも険しい。そしてなかなか強引。
たとえばこんなところとか…
こんなところとか。よそ見できません。もはやこれ、遊歩道じゃないだろ!などとツッコミを入れつつも、足元に気を付けながら進んでいきます。
片側は渓流、もう片側は苔むした岩肌。まだまだ滝は見えません。
後半へつづく!