つのへび日記

こなやぎのブログです。手仕事、語学、短歌、読書や映画など。

ソックヤーンで編める小物いろいろ

先日「お気に入りの靴下」というお題でこんな記事を書いた。
kn.hatenablog.jp

この時は在庫のソックヤーンをどうしようかまだ考えあぐねていて、フットカバーがいいかな? とぼんやり思っていたけれど、
・25%ポリイミドが入っているから100%ウールよりも頑丈
・洗濯に強い加工がしてある(ネットに入れて洗濯機で洗える)
・基本的にカラフルなものが多く、糸1本で編んでも目に楽しいものが出来る
以上のソックヤーンを特性を生かして、靴下以外のものも編めるのでは? とふと考えた。

それで結局、この冬は2つの小物をソックヤーンで編んでみた。

1.ミトン

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上記の記事のサムネイルにある、真ん中の靴下を編んだ糸の残りと、ネイビーの単色糸を2本取りで編んだ。
途中でカラフルな方がなくなったので、別のレインボーカラーの糸を継いで編んだ。
写真では下に来ている方の手袋がそうなので見えにくいが、さほど違和感はないとおもう。

秋から始めた早朝のジョギングで手がかじかむようになったので、厳冬期の装備としてこれを編んだのだった。
走るにつれ手はぽかぽかになり、じっとり汗ばみさえするけれど、これならざぶざぶ洗える。

編み方はお気に入りのこの本から。引き返し編みをしながら平面に編んで、最後にはぎ合わせると斜めに編地が出るユニークなもの。
最初からぐるぐる輪に編むものも好きだけど、さっきまで平たく編んでいたものが2Dから3Dへと変容する瞬間は、何ともいいがたい快感がある。
ゲージ取りをさぼったので、片方をいったん仕上げまで終わった後どうにもサイズ感が気に入らず、最初からやり直した。
そのおかげで、20年以上苦手だったメリヤスはぎをようやく克服した。

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また忘れたらこちらの動画を見ながら思い出そうとおもう。(とても分かりやすいです)

2.マフラー

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妹夫婦と私は互いに帰省しなかったので、年末年始は会わずじまいである。
妹に「甥っ子にお年玉代わりに何か編もうか?」と聞いたところ「マフラーがいい。グレーの上着に合う色で、洗濯が楽なやつ」というので、1玉で長めの靴下が一双編めるソックヤーンは子ども用マフラーにも適した長さなのでは? とひらめいて、実行に移すことにした。
(余談だが、こんな風にそこそこ具体的でそこそこ抽象的なリクエストは非常に助かる。ある程度自分の好きなようにできつつ、相手の不要なものを作ってしまうという不幸な事態も避けられるので)

スパイラルソックス*1と同じ60目で作り目して、ぐるぐる輪にして1メートル弱メリヤス編み。両端は靴下のつま先のように減らし目をして、先に小さなポンポンを付けた。
両端を減らし目するために、作り目は別糸でくさり編みにした。まっすぐ編んでぎゅっと絞ってひだを出したり、大きいポンポンを付けたりしたほうが確かに可愛いのだけど、それだと洗ったときに両端だけ乾きにくくなるので、機能性重視にした。

多色のニット小物を作るとき、ふつうは単色糸を複数使用する編みこみか、一回編んだ後にさらに別の糸を重ねる刺繍のどちらかになるが、それだとやはり生地自体に厚みが出てしまう。ショートピッチのソックヤーンでしかも細い糸なら、編地は平たく薄く、しかもカラフルなので子ども用マフラーにも向いていると思った。

ソックヤーンの残りはまだ少しあるので、今編んでいる別のものが終わったら、今度こそフットカバーに挑戦しようかと思案中である。あるいはそのままダーニング用に取っておくのもいいかもしれない。
kn.hatenablog.jp