終日休みなら南京や上海に遊びに行ってもいいなーと思っていましたが、夫が日中仕事だったので、徒歩圏内の、一度行って見たかったお店でディナーをすることにしました。
今回行ったのは、夜上海というレストラン。以前南通に住んでいた父が美味しいと言っていたので、使ってみたかったんですよね。
お店に着いたのは19時頃。
外から見ると建物自体はそんなに大きくないのですが、地下に広々としたホールが広がっていて、そこで大勢のお客さんが賑やかに食事をしていました。
予約が必要だったかな?と心配になったけど、ちょうど四人掛けのテーブルが空いていました。ちなみに、四人掛けのテーブルが最小単位で、円卓のある8~10人掛けの個室が壁沿いにぐるっと配置されている感じ。テーブル席も、隣との間は広く仕切りもあって、半個室のような感じです。
とりあえずビール。
南通のビールはいくつかブランドがありますが、どれも色が薄く、アルコール分もどれもだいたい2.5%未満と低めです。なので、ごくごく飲めてしまいます…。クセがなく、私は結構好きです。ちなみにスーパーなんかだと一缶2元くらいで買えます!こちらに来てからはまだ家では飲んでいませんが、もう少し暑くなるとそろそろ…。
右端の急須の中身はお茶でした。こういう(大衆食堂ではないような)レストランでは、客席にはあらかじめカトラリーと一緒に湯呑みがセットされていて、席に着くとポットが置かれたり、たまに注いでくれたりするのですが、中身はだいたいあったかいお湯です。ここはお茶だったので、おお!と思いました。
右下、牛肉とニンニクの炒め物。黒胡椒をしっかり効かせてあり、ガーリックステーキみたいで、大変美味しかったです!一緒に炒めてある赤と緑のアレは、唐辛子です。食べるともちろん辛いです。
左下、エビと銀杏のとろみ炒め!程よい塩味で優しい味わいです。銀杏って一日にこんなに食べて良かったっけ?というほど銀杏が入っています。緑色の野菜は…よくわかりませんでした。ブロッコリーの茎みたいな、絹さやみたいな味と食感です。今度友人に聞いてみます。
そして上の方に写っているのは、大好きなカエルちゃんです!
これを食べるのはこの日で3~4回目くらいでしたが、今までのと同様、肉は淡白で柔らかく、油は多く使ってあるのにさくさく軽い食感で、美味しかったです!
骨ごとぶつ切りにした上で、下味を付け多めの油で唐揚げのように仕上げてあるのですが、やはりルーツが四川料理ということで、赤唐辛子ががっつり使ってあってしっかり辛いです。肉があっさりしてるから、なおさら辛みがすっきり効くのかな。
レストランのメニューは一皿あたりの量が結構多いので、今回は三皿+ビール一本でごちそうさまと相成りました。
二人で食事に行くとたいていこうで、四品以上頼むとやっぱり食べきれず、残りを包んでもらうことになります。(一般的な中国のレストランには持ち帰り用容器の用意があり、給仕の方が詰めてくれます)
上の方に書いた、ホール内の座席の配置からも分かるように、レストランでの食事イコール、基本的に円卓に着いてワイワイガヤガヤやるものなのです。
円卓でのお食事会はこちらでもう何度も経験しましたが、人数が多い分、料理もこれでもかと次々に出てきて、その様子を見るのもとても楽しいです。
ちなみにお値段は、二人で139元。確か、カエルが一番高くて49元くらいでした。
夫がその前の晩に仕事の付き合いで行った日本人向けの飲み屋は、一人148元で飲み放題をやっていたそうです(まるきり日本みたいな価格設定…)から、現地人になりきるといかに低コストかがよくわかります。
ということで、二人での食事も楽しかったけど、色々食べてみたいので、また人数を増やして改めたいなーと思った次第でした!