つのへび日記

こなやぎのブログです。手仕事、語学、短歌、読書や映画など。

2022年の手帳もロルバーンダイアリーにしました。

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店頭で一目惚れしたサンドイッチ柄「フルーツサンド」

今年の手帳はロルバーンのものにした。
ダイアリーを買うのは去年に引き続き2冊め。もちろん普通のノートブックも好きだ。
ひんぱんに投入される限定デザインの表紙も収集欲をかきたてるし、何より黄味がかった方眼ノートの本文ページが使いやすくて気に入っている。

shop.delfonics.com

昨秋時点で、日々の色々な記録はScrapboxGoogle spreadsheetで付けていたし、PCを購入してからますますアナログ記録の頻度は下がっていたので、いよいよ紙の手帳ももう不要かな…、と12月初旬までは思っていた。しかし結局、年の暮れも迫ったころ、一応見るだけ…と立ち寄ってみた東急ハンズの特設コーナーで、まんまとお気に入りを見つけて買ってしまった。

購入当時、というか今もだけど、このところずっと自分に緊縮財政をしいているので、可愛い手帳をカバンの中に収めた帰り道の頭の中には1430円という購入価格がぐるぐるしていた。生命の維持にたいして必要でないものに1000円以上のお金を払ったのが、ずいぶん久しぶりのような気がした。自分が気に入って手に入れたいと思ったものなのだから、ゆくゆく「高かったのに…」なんて考えに至るのは絶対にいやだ。今のこの、お気に入りを自分のものにした! 来年いちねんを、これと一緒に過ごすんだ! という嬉しい気持ちを、いつまでも持続させていたい。だからこの一年で使って使って使い倒して、買ってよかったと思いたい。最終的にこう結論して、ぐるぐるを止めた。可愛いが作れるのと同様に、「買ってよかった」も作れるのだ。

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ロルバーンダイアリーをほぼ唯一「ダイアリー」たらしめる月間カレンダー

ロルバーンの手帳の構成はいたってシンプルで、見開き二年分の年間ブロックカレンダー、1ページ3か月分のバーチカル年間予定表(N-1年10月からN+1年3月まで)、見開き1ヶ月のブロック月間カレンダー(期間は年間予定表に同じ)が終わるとあとは茫々たる本文ページが広がっている。週間ページはバーチカル派?ホライゾン派?みたいな議論とはまるで無縁なのである。そしてこれがバレットジャーナル式の自己管理によくマッチするのだ。

kn.hatenablog.jp
普通のプランナーと行きつ戻りつしながら、なんだかんだで去年再開したバレットジャーナル。

去年は月初にMonthly plan、日々のJournal、月末のReviewを1ヶ月単位としておもに繰り返していたけれど、今年は年始に立てた筋トレの短長期プランをブレイクダウンしていきたいという目的のために、週初めに筋トレスケジュールページを見開き2ページで作った。
同様に筋トレ以外のことを書く週間ページも見開き2ページで設け、記録する項目を絞り、その他記録したいことがある日は別にページを設けて書くことにした。悪筆なのでちょっと恥ずかしいけど、毎週インスタグラム等へそれらをアップするのもモチベーションが上がっていいかな、なんて思っている。インスタ、このところほぼ何も投稿していなくてなんだかもったいない感じがするし。
今のところ記録は順調に進んでいるが、しばらく続けられればここでも記事にしたい。

去年のバレットジャーナル再開時におさらいとして読んだ本。
ノートで管理したいこととそうでないこと(アプリや他ツールを使うetc)を最初に決めておくとうまくいく気がしている。

今週のお題「手帳」

未来に期待するということ(2022/1/10日記)

この年末年始はライブ配信高校サッカーを観ていた。

10年超ぶりにサッカーの試合を観戦して、その楽しさを思い出すことができたのも嬉しかったし、優勝校の青森山田はもちろんのこと、どの学校も純粋にプレーが上手でひたすら感心してしまった。
いまの情報へのアクセシビリティを考えてみると、世界レベルのプレーを研究するにしても、効率のいい練習や食事メニューを考えるにしても格段に「開かれている」のだから、諸々のアップデートは当然といえばそうなのだけれども。とはいえ、青森山田のそれは(審判へのアピールや後半の時間の稼ぎ方など含め)良くも悪くも正真正銘の超高校級だった。サッカーの内容以前に、(ユニフォームのデザインがそれを強調しているというのもあるけれど)選手全員がすごい筋肉の付き方をしているのがとにかく印象的で(特に大腿四頭筋!)、練習量、リソースの豊富さや注ぎ込み方、フィジカルの強さなどが全部表れているなと驚嘆した。

私は20代後半くらいから10年ほど、世の中これ以上良くなる兆しがないなと漠然と思って生きていた。だから子どもも欲しくなかったし貯金も大してしなかったし、未来について特に何も期待していなかった。勉強だけは趣味で続けていたけれど、別に何の担保がこの先あるわけでもなく、本当に単なる暇つぶしの中でマシなアクティビティだからやってるという感じで。読書も他の趣味も同じで、特に何を期待しているのでもなかった。

考え方が少し変わったのが、3年前に甥っ子が立て続けにふたり生まれたときだった。そのうち一人は、生後2か月のときに週末に一泊だけ育児のヘルプに行った。実家から戻って週明けの出社日に、私は会社の先輩同僚に興奮して言った。「赤ちゃんって凄いですね!あの子の未来のために頑張っていい世の中にしようって思いました!」
先輩からは「え、そっち?」的な反応を笑いとともに頂いたように思う。だけどそれは心からの感想だった。「赤ちゃんかわいいですね、子育てっていいものですね」などが(話し相手が3人の子どもの育休や時短勤務を経験した年上の女性会社員である点を考慮しても)模範的な感想だったのかもしれないが、私には週末ちょっと人手不足を埋めただけの、ほぼいいとこ取りの育児介助だけでそういう軽薄な感想をさらさら言えるような社会性はなかったし、そう心から思えるほどチョロくもなかった。
だけど、自分がたとえこの先いいことがなく、成長もなく、ただ下降線をたどっていくだけだとしても、未来というのは他の人間にも私にも存在していて、それは善いものでなければならないのだ、ということがその時ようやくわかったのだった。

きょう青森山田大津高校の決勝戦を観ながら、その時のことを少し思い出した。画面の向こうで国立競技場を走り回る男の子たちは私より約20歳年下で、まごうことなき次世代の人間で、未来は善いものだと(たぶん)信じているし、それと同時に、20年前高校生だった私たちにそのことを証明している。だから私もそう信じて、過去や現在の自分に、そのことを証明していきたいと思った。

2021年読んでよかった本7冊

去年読んだ本のまとめとランキングを読書メーターで作った。
その中でも特に良かった7冊について書く。
目次はこちら。

タイトル直後の引用部分は、250文字程度の内容紹介と感想(読書メーターへの投稿と同じもの)。

1.『となりの億万長者』

イメージとしてのお金持ちと本当のお金持ちって違うんじゃ?というところから「億万長者」の研究を始めた著者たちの成果をまとめたベストセラー、らしいのだが、人から勧められるまで寡聞にして知らなかった。3〜6章だけでも◎とのことだったけど、面白くて順番を前後しながらも結局全部読んでしまった。計算式によると私はまごうことなき蓄財劣等生。ステイタスシンボルにお金を使うな、easy come, easy goはやめろっていうのが身につまされる。ドクターノースの「王様のルール」は自分も大書したいくらい。続編も気になる。

少し古い本だけど、お金についての攻守でいうと「守」の部分で学ぶところがとても多い本。
この本によると、年齢×税引き前年収×0.2が蓄財優等生かどうかのボーダーとのこと。とりあえずその半分から目指すぞ…!

本書には「金持ち父さん貧乏父さん」的に、ドクターノース、ドクターサウスという2人の人物を例にひいた蓄財優等生/劣等生の典型的な生活スタイルが紹介されていて、上記中の「王様のルール」はドクターノースが自分の娘に掲げさせているもの。

  • 強い子になれ。人生にはバラの花園が待ち受けているとは限らない。
  • 「私ってかわいそう」と言ってはいけない。自分を哀れな人間と思うな。
  • 靴のかかとを踏んで履かないこと。粗末に扱って、新しいものを欲しがってはいけない。ものを大切にしなさい。
  • ドアをきちんと閉める。家族のお金を無駄にしないこと。
  • ものを使ったら元へ戻すこと。
  • いつも明るく。
  • 助けを必要とする人には、すすんで手をさしのべること。

その他に印象に残った箇所。

人は、食べ物や飲み物の嗜好、スーツや時計など身につけるもの、車などで相手を判断するきらいがある。優秀な人は洗練された好みを身につけていると決めてかかっている。しかし、金を貯めて金持ちになるよりも、ものを買う方がずっと簡単だ。
(第2章)

経済的にしっかりした基盤を持とうと考えているなら、きっと実現できる。
だが、よい暮らしをするためにお金が欲しいと思っているのなら、一生、金は貯まらない。
(第4章)

2.『プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』

kn.hatenablog.jp

囚人が監獄で孤独に取り組む筋トレをコンセプトに、限られた設備での自重トレを部位ごとの特に6種目にフォーカスして紹介した本。各種目は10段階のステップに分かれていて、例えば胸筋ならプッシュアップ(腕立て)の立って壁に手をつくものがステップ1で、片腕でのフルプッシュアップがステップ10という感じ。6種目のコンテンツだけならYouTubeやアプリで「Convict Conditioning」で検索すれば把握可能なのだけど、本書の肝はその圧倒的な情報量で、ルーチンの組み立て方やバリエーション紹介など大変有用。

筋肥大目的、ルッキズム至上主義のマシンによる筋トレを断罪し、機能性に優れた本当の強い筋肉を自重トレーニングで培おうという大変硬派な書。表紙からしてちょっとネタっぽいのだけど(著者が元囚人でキャリステニクスの継承者みたいなコンセプト含め)、中身はうってかわって本当に実用的だし示唆に富んでいる。
紹介されているメイン6種目(本書でいう「ビッグ6」)のうち2種目(ブリッジとハンドスタンドプッシュアップ)は上級者向けなので、他の4種目(プッシュアップ・スクワット・プルアップ・レッグレイズ)に取り組んでいるところ。プルアップのほとんどのステップにはぶら下がるためのバーが必須なのだけど(レッグレイズの後半のステップにも)、章末に紹介されていたバリエーションのうち、器具不要で広背筋を鍛えられるものを見つけたので、家ではそれをやっている。
引用したい箇所は多いけど、いま手元にないのでそのうち追記したい。貸していた本が戻ってきたので、お気に入りの箇所を一部引用して追記する。(2022/1/10)

お金に支配されたほかの世界と同じように、これが”欠かせない”というイメージにだまされてはいけない。それはペテンだ。筋力と健康の頂点に達するために必要とするのは、これらの製品(引用者註:ジムの会員証、シューズ、ウェア、サプリ等)やその他もろもろではない。
あなたの体、正しい知識、そして確固たる決意。これだけあればいい。(CHAPTER 3 監獄アスリートのマニフェスト

「できるだけ難易度の高いトレーニングから始めたい」。ほとんどの男はそう考える。確かにハードトレーニングは大切だが、その欲求に耐えることも大切だ。
(略)シリーズの最初のほうのステップは、だれもができる容易な内容でもある。しかし、長期的に見ると、ステップ1から始めることが大きなメリットをもたらす。関節を強化し、筋肉間の協働力を高め、体に、バランスの取り方、タイミングの測り方、リズムのつけ方を教えるからだ。よりハードなエクササイズへのモチベーションも醸成する。

キャリステニクスを通じて培う本物の強さは、ティーンエイジャーが熱に浮かれたようにダンベルを挙げて求めるものとは訳が違う。これからの人生に大きな恩恵をもたらすものだからだ。つまり、基本的で簡単なエクササイズの習得に数週間費やしたとしても、それは、わずかな時間でしかない。(CHAPTER 11 体を鍛える時の知恵)

3.『観察力を磨く 名画読解』

弁護士で美術史家というユニークな肩書を持つ著者がこれまで多数おこなってきた、アート鑑賞から観察力を上げるセミナーのエッセンスをまとめた書。セミナー受講者の中には警官や捜査官、医師や医学生など観察力の欠落が命取りになる職業も。フルカラーで課題演習がたくさんあるので、受講者のような気分で読み進められる。バイアスに囚われず、主観をまじえず、ただ目に映るものを正確に受容する力、そしてそれを詳しく描写する力は鍛えて伸びるものなんだということが実証的に書かれていてとても面白かった。ぜひ仕事に活かしたい。

2020年に読んだ『独学大全』で紹介されていて興味を惹かれて買った本。カラー図版多数というのもあって安価ではなかったけど、本当に面白く、読んでよかった。

発見とは、みんなと同じものを見て、誰も考えなかったことを考えることである。

本書にはアインシュタインのこの言葉が引用されていて、バイアスに囚われずに物事を見る力、欲しい情報を正しく適切に得る力、そして得た情報を適切に処理し伝える力を絵画鑑賞を通じて養おう、というのを旨としている。
例えば、物の見方では三面アプローチ(私は何を知っているか/何を知らないか/何を知らなければならないか)、伝え方ではKISSの法則(Keep It Short and Simple)など、簡潔で覚えやすいものも多く、日常生活にも応用ができそうなことばかりだ。

残念ながら本書を読んだあと美術鑑賞をする機会はいまだ訪れていないのだけど、次に絵を鑑賞する時はじっくり細かいところまで観察し、背景を想像してみようと思うとわくわくする。

4. 『華氏451度』

主人公のファーストネームは、爆薬への点火前に逮捕され後世の人々から自身を象った人形に火を付けられるガイ・フォークスを想起させる。人形のように粛々と「昇火士(ファイアマン)」としての任務をこなす彼はある夜の出会いをきっかけに自らの生活に疑問を持ちはじめるが、クラリス、フェーバー、グレンジャーそれぞれとの出会いや旅立ちはあたかもそれぞれが一冊の本との邂逅や対話のようでぐっとくる。ベイティーが特権的に振りかざす、夥しい引用へのアンチテーゼとしてのグレンジャーの言葉が印象に残った。

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ディストピアSFの古典ながら初読書。賢人の生き残りのひとり、グレンジャーの言葉はかけらでも読書家を自称する向きには心に留めておきたいもの。

われわれがただひとつ頭に叩きこんでおかねばならないのは、われわれは決して重要人物などではないということだ。知識をひけらかしてはならない。他人よりすぐれているなどとは思ってはならない。われわれは本のほこりよけのカバーにすぎない、それ以上の意味はないのだからな。

本書の引用符に囲まれた部分について多くの人が出典元を探し、考察サイトも多数存在したというのを巻末の「出典」で見て、オタクムーブ変わらないなーとほのぼのした気持ちになったりもした。しかし1箇所不明なところがあって、著者存命中にもかかわらず本人に聞くのはエチケット違反みたいな空気があったのか、結局そこは謎のまま、といういにしえのオタク良い話も知ることができた。

5. 『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』

タイトルの「脳を鍛える」は学力の向上とか、記憶力が良くなるとかの一昔前でいう「脳トレ」だけにとどまらず、脳機能全般を指していて、具体的にはうつ、ホルモンバランスの乱れ(PMS)、老化などへ運動が与えるプラス作用を、豊富なエビデンスとともに紹介している。本書で推奨される有酸素運動の量に怯んでしまう向きにも「やめてしまうよりは、低強度でも続けていたほうがはるかにいい」と優しい。あくまでマイナスの気分を感じない程度の運動を、自発的に楽しく、そしてできれば他人とのつながりを感じられる方法で、というのがポイント。

ずっと読みたかったところ、Kindleセールで見つけて読んだ。
文武両道という言葉があるけれど、本書いわく、「学習と記憶の能力は、祖先たちが食料を見つけるときに頼った運動機能とともに進化したので、脳にしてみれば、体が動かないのであれば、学習する必要はまったくない」ということで、学習の効果を上げるためには体も同時に動かそうね、ということらしい。
ただし、本書の日本語版タイトルにも語られているそうした内容は実は一部の章にすぎず、原書タイトル「SPARK: The Revolutionary New Science of Exercise and Brain」の通り、総合的には運動と脳の働きの関係(学習のみならず、ストレス対処、うつ、依存症やダイエット、PMS認知症など)全般を扱った本である。

著者の本業は精神科医とのことで、うつのメカニズムに関する記述も勉強になった。

そもそも脳の仕事は、つねに回路を接続し直しながら情報を伝達し、それによって人間を環境に適応させ、生き延びさせることである。ところが、うつになると、特定の部位でその適応機能がはたらかなくなる。つまり、細胞レベルで学習が遮断されるのだ。そうなると脳は、自己嫌悪の否定的な堂々巡りに陥り、その穴から脱け出すのに必要な柔軟性も失われる。(第5章)

私は今まで筋トレメインに運動をやっていたけど、本書が勧めていたというのもあって3~4か月前から有酸素運動も始めた。ちなみに「ラットをグループで暮らすものと、1匹だけで暮らすものに分け、それぞれ12日間走らせたところ、仲間がいたラットの方に著しい」効果があったというぼっちには厳しい記述もあるが、1~2ヶ月ほど続けると両者の差はほぼなくなるらしい。理由は不明らしいが、両者とも続けるうちに、運動それ自体に楽しみを見出すからか? と私は見ている。

6. 『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学

一見タイムマネジメント系のビジネス書を思わせるメインタイトルだが、実際のところはサブタイトルが示すscarcity(希少性/欠乏)にまつわる研究をまとめた書で、欠乏の対象は時間にとどまらずお金(貧困問題)や人間の処理能力にも及ぶ。欠乏は人に「トンネリング」を起こさせ、その集中がプラスに作用することもあるが大概は視野狭窄を引き起こす。「スラック」という予備(遊び)の部分を残すことで、その緩和や解決を試みることができるという話。ダン・アリエリーや名著『最底辺のポートフォリオ』への言及もあり、面白かった。

早川書房Kindleセールで。欠乏を「自分の持っているものが必要と感じるものより少ないこと」と定義づけ、そうした心理状態がもたらす効果を経済や生産性の側面から描いて見せた好著(なのでタイトル詐欺感はちょっと否めない)。
欠乏の負の効果に対処するための概念が「スラック」で、余白や遊びの部分を残しておく方がかえって生産性があがるとのこと。そしてそれを手に入れる方法は「大きいスーツケースを手に入れるか、スーツケースに詰めたいものの数を減らすか、どちらか」ということになる。It’s easier said than done.とはいえそのように心がけてやっていくしかない。
自分のスラックを守ることは心身の健康にも良いはずなので、本書で紹介されている「20-20-20ルール*1」は仕事にも取り入れたいところ。

同時期に同じセールで買った『デジタル・ミニマリスト』も面白かった。

kn.hatenablog.jp

7.『カンマの女王 「ニューヨーカー」校正係のここだけの話』

校正というお仕事の特殊性や特異性はしばしば日本でも話題になるけど、本書は『ニューヨーカー』の叩き上げベテラン校正係の方による、チャーミングで笑えて英語の勉強にもなる楽しいエッセイ。特にノンネイティブにとっては感じようのない母語話者ならではの感覚と、それに引きずられて生じる文法上の間違いの数々は本当に興味深い。原文の言葉遊びやユーモアを極力「ママイキ」にしてくださってる訳の細やかさも、どこまでも行き届いていて素敵。鉛筆について割かれた1章はアナログ文具好きにはたまらないものがある。年初から良い本読めました。

英語における新語の受容のされ方や各辞書への信頼度や使い方などの「あるある」な話も面白く、prescriptivist(規範主義者)、descriptivist(記述主義者)なんていう「ならでは」の語彙も拾えたりして英語学習の幅も広がった1冊。とはいえ、本文中に紹介されているカンマの有無とかカッコの使い方、両者の選び方などはノンネイティブの自分にはまだとても咀嚼できそうにないくらいハイレベルだ。
読後には著者のTEDも視聴したが、本書の雰囲気そのままの明るさや快活なユーモアがあって楽しい。
www.ted.com

おわりに

私は読書メーターで毎年のおすすめランキングを作るたび、この年もいい本が読めたなあとしみじみ思う。
結局のところ、読むか読まざるかというところから含め、
① 自分の持つ可処分時間と労力の限界を知り、
② 本のページを開いて一定程度の時間と知力と視力を捧げることを決め、
③ ②に値する本を選んでいく(値しないと判断した時点で潔く読むのをやめる)
というのを必ず自分軸でおこなうことが肝要だと思っている。そうすれば、〇〇ジャンルは読書にあらず、とか△△を読まざれば読書家にあらず、とか、××さんが勧めていたけど大したことない(あるいは時間/労力/金の無駄だった)、みたいな無責任な言説とは可能なかぎり距離を置くことができる。

いうまでもなく、上記の①②③はニーバーの祈り*2からのアレンジである。

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カート・ヴォネガットスローターハウス5』の挿絵より「ニーバーの祈り」

今年も読書含め、自分がしたかったことすべきだったことがたくさんできたなあと振り返れる年だといい。

*1:電子書籍は本当に目に悪いのか?いくの眼科院長 兼 日本近視学会副理事長 生野恭司先生インタビュー(3ページ目)の3.を参照。

*2:神よ願わくばわたしに変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ

2021年買ってよかったものベストイレブンと選外ぜんぶ

今年はTwitterハッシュタグでこれをやってみた!初挑戦。

「いいねの数だけ~」系のハッシュタグやるの自体たぶん初めてで、こんなに(11個)いいねが付くと思わなかったのでちょっと嬉しかった。
皆そんなに私の購買模様が気になるの~?うふふ~☺ってなもんで。すぐ調子に乗る。

Twitterに挙げたのは下記の11アイテム。上記リンクと同じアイテムなので、それ以外のだけ読みたい方はこちらへジャンプを。

1 体組成計(山善

楽天で購入。セール価格で¥2,999だったが型落ちで今はもう少し安くなってるぽい。
体組成計はメーカーによってだいぶ計測差があるらしいけど、こいつだけ信じてるから問題ない!

2 レザースニーカー(マッキントッシュフィロソフィー)voi.0101.co.jp
私は結構たくさん歩く方で、ここの晴雨兼用革靴やレインブーツがずっと歩いてて疲れないので気に入ってた。
なので、スニーカーを新調するにあたり迷わずここから選んだ。¥14,000くらい。
2月に買って春夏秋冬いっぱい履いてるけど、レザーもラバー部分も傷んでる気配すらない。もうキャンパス地スニーカーには戻るまい。

3 つみたてNISA
楽天証券でSBIの「雪だるま(全世界株式)」を5月から積み立て開始(¥33,333/月)。顛末はこちらに。
kn.hatenablog.jp
今年買い始めた金融商品でいえば、S&P500も買ってよかった。今のところ購入額に対して評価額116%くらい。
これからもすごく下がった時にちょいちょい買い足したい。

4 「海と太陽」のアーモンドフィッシュ

カルシウム補給するのにアーモンドフィッシュは常備したいと思ってたけど、スーパーで売ってる相場は20g100円とかで、割高だし食べきりサイズだしなんだかなーと思っていた。
楽天経済圏には320gで1000円前後で売っていると知ってまず1袋購入。良かったので現在2袋目を食べてるとこ。
何だかんだ脂質は多いので(ナッツだし)、食べ過ぎないように気を付けて、Ca不足の日だけ6g前後ずつを量って食べてる。

5 Fire HD 8

タブレットとしてはiPadその他には色々劣るけど、スマホだけで電書やプライムビデオを観ていた時と比べてずいぶんはかどるようになった。
Youtubeもアプリ入れたら観れるし、ブラウザも必要最低限使える。
これを買う前は筋トレやダンス動画をスマホから観るのにわざわざ眼鏡かけて運動してた。涙ぐましいけど完全にカネとテクノロジーで制圧できる努力だった。

6 ベースブレッドshop.basefood.co.jp
広告なんかで気になっていた折、Instagramで相互の人が買っているのを見て1月くらいから食べ始めた。
栄養価も高いし、月¥4,000+αと平日ランチの予算が決めやすくなった。
さすがにこれ1つじゃ午後からお腹が空くので、冷凍おかず(後述)とか惣菜1品プラスしてるけど、ランチに食べるものを1品確保できているという安心感はやっぱり何物にも代えがたい。いちいちそんなことで悩みたくないので。
↑上記リンクは初回購入の方がお試し大幅値引き&私にもポイントバックがあるのだけど、今まで2度ほどTwitterに貼ったらそれぞれ購入してくれる方がいて嬉しかった。ありがとうございます。

7 ティファール インジニオネオ

収納場所を取らない調理器具で探してこれにした。アイリスオーヤマの同系統の安いものが最初気になったけど、取っ手を付けた時のバランスとか色々おかしいところがあるというレビューを見て、オーセンティックなこちらを。結果、毎日たくさん使っていてストレスも全然ない。
26㎝フライパンは自分には大きすぎて1回しか使わなかったので、来年早々にメルカリにでも出そうかなと思っているところ。

8 ユニクロ スマートアンクルパンツ(グレンチェック・ウインドウペン)
言わずもがなの使いやすさ。これで手持ちは合計3本。
www.uniqlo.com
また1990円セールの時に2本ほど買い足して、平日5日分の制服にしようかと思っている。

9 ポール・ウェイド『プリズナー・トレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ』

本しゃぶりブログで知って、メルカリで1,200円で購入。これは本当に買ってよかった!
チンニングマシンもほしくなってるけど、いかんせんスペースの問題で悩んでいるところ。インパクト先行の本かと思いきや、中身がすごくしっかりしていて理論的。
なぜこのトレーニングをするか(例えば腹筋ならクランチではなくレッグレイズ。渋い!)、なぜこのペースでやるかが明快に書いてある。
私も無理せず一生モノの筋肉を手に入れたいので、とりあえずこの本のスケジューリングを参考にして来年6月末までの目標設定をした。
いずれまた別に記事にしたいので、ここではこのくらいに。

10 メンソレータム トーンマイリップ

税込み¥405でドラッグストアで購入。
それまで使っていたポールアンドジョーのUVリップがなくなるので、後継品というかつなぎとして…と軽い気持ちで買ったけど、色付きリップによくある、塗った後つっぱる感じとか、唇の皮がむけるとかいうトラブルも全然ない。
色調を整えるカラーバリエーションもあるみたいで(黄色やグリーン)、唇の色が濃くてあまりカラー自体が乗らない自分としてはそっちも気になってる。

11 Lenovo ノートパソコン IdeaPad Slim 550

今この記事を書くのにまさに使用中。すごく動作が早いし画面も見やすいし(スマホの液晶と同じ仕様らしい)、キータッチも申し分なし。
今年いち大きな買い物。来年はもっと使いみちを探したいところ。

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ここからはベストイレブン選外だけど、買ってよかったもの。

すべりにくいアーチハンガー3本組(DHラミー WH 3P)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販
生活応援価格ということで値下がりしたのが話題になっていて、4組くらい購入。
レビューには「家のハンガー全部これに替えました!」っていう強火の者がいて、いやいやいくらなんでも…と思ったけど使ったらその気持ちがわかった。
いずれ2~3組買い足します。
すべりにくさもいいけど、ニットの肩の部分に変なあとが付かない。それに尽きる。

ナウフーズ プロゲステロンクリーム
毎月の生理がおっくうなので、予定日2週間前からプロゲステロンを人工的に補うクリームを塗っている。
3月くらいからはじめたけど、てきめんに量が減って楽になった。
他で見た、予定日10日前から豆乳を飲む作戦(エストロゲンに似たイソフラボンを補う)もプラスしたら、PMSも軽くなった。

ふるさと納税
今年はこの3つにした。
item.rakuten.co.jp
item.rakuten.co.jp
item.rakuten.co.jp
帯広市六花亭は実家への贈り物に。(去年は同じく当別町のロイズをあげた)
特に飯塚市のハンバーグは、朝に身支度をしながら解凍して、レンジアップした西友の冷凍野菜と合わせてお弁当にするのが手軽で好き。
ベースブレッドのプレーン味との相性がいい。カロリー摂っちゃうぞって日はとろけるチーズものせちゃう。

むき枝豆 - 商品紹介|プロの品質とプロの価格の業務スーパー

今年は業務スーパーデビューして色々書きたい商品はあるけど、一番コスパで感嘆してるのはこれ。
業スー、物珍しさから色々買いたくなるけど本当にお得で美味しくてとなると少数精鋭をリピートすることになるな…とだんだん分かってきた。

以上。
今年は1月から全部買ったものをメモしていたので、振り返りにとても役立った。
年末年始休暇のあいだに、そのデータを利用して底値帳を作ろうと思っている。とても楽しみだ。

今週のお題「買ってよかった2021」

栞と水鳥

鳥、好きですか? と、ある日同僚から聞かれた。
彼女の声が小さかったのもあって、はじめトロと聞き間違えていて、好きですよと答えながら(くれるのか…?え、でも生ものなのに持ってるの??)とか考えていたら、彼女は薄くて細長い紙包みを出して、開けてみてください、とうながした。

中にはスズメの刺繍がされたフェルトのしおりが入っていた。
先週お誕生日でしたよね?と確認しながら、書店の文具売り場でこのスズメと目が合った瞬間に私を連想したのだと、彼女は言った。
確かに似てる…かもしれない。

見るとカワセミやシマエナガ、鳥以外ならラブラドールなどもあるようだ。もったいないのと汚しそうなのでまだ封も切れていない。いっそパッケージごと使おうかとも考えているくらいだ。こういう重すぎない贈り物をさりげなくできる彼女を眩しいとおもう。

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鳥が好きか?と言われると、確かに好きだ。
自分から何の動物が好き?と聞かれるとおそらく初めに出てくるのは猫だけど、犬も好きだし、モルカーも好きだ(厳密には動物ではないか)。
犬派?猫派?みたいな2択を迫る人がたまにいるが、なぜ数多ある哺乳類からわざわざ二項対立を作らねばならんのだ、とおもう。
動物園なら猿山が一番好きだ。自分と交わらない社会をいつまでも眺めているのは本当におもしろい。
そういう意味だと、アリも飼育して観察すると同様の面白さがあると聞く。でも習性とはいえ、他人(?)がずっとあくせく働く様子を眺めるのはちょっとしんどそうで、やっぱり親子がのんびり毛づくろいしていたり、若い個体が追っかけっこをしたりするのをぼんやり見るくらいがよさそうだ。

鳥の話に戻って、あらためて私は鳥が好きか?と考えると、けっこう好きだと気付いた。
自分でも忘れていたけど、小さい頃はよく鳥の絵を描いていた。図鑑の模写とか、家の近くに来る鳥とか。
家になぜかバードウォッチングの本もあって、えさ台の作り方というのを見て父に頼んで庭に作ってもらった。モズのはやにえとか、雑学的な知識も多分その時に知った。本格的なバードウォッチングはついぞしたことがないが、そうでなくても田舎なので家の周りには何かと野鳥がいるのだった。スズメにカラスはもとより、ヒヨドリムクドリシジュウカラホオジロメジロなどなど。ご近所のおばあちゃんにセキセイインコのつがいを飼っている人もいて、見せてもらったりもした。

小3の頃に、家ににわとりが4羽来て、ガレージの端に設置したケージの中で毎日あたたかい卵を産んだ。早朝にそれを取りに行くのがとてもワクワクして楽しかった。ケージから出して、庭を走り回る様子を見るのも好きだった。
図工の授業で、ちょうどニワトリを粘土で作るみたいな課題があって、土台の針金の部分は大人の人に作ってもらいましょう、というので祖母に任せたら、すごくデフォルメした、なんというかちょっとキュビズムめいたものを作っていて、困惑しながらもとにもかくにも肉付けし、着彩して提出したら、ユニークさが受けたのか小さめの賞をもらった。うちのにわとりは茶色と白が2羽ずついたのだが、私の粘土のニワトリは彼女らとは似ても似つかない造形だったから特にモデルにしたというのでもなく、図鑑のオナガドリを参考にして、体は茶色、尾はこげ茶にしたのだった。

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生活のうえでよく渡る橋があって、その川にはこれまで生き物といえば魚とサギくらいしか見かけなかったのが、つい最近から水鳥の群れを見かけるようになった。
調べてみると、カモの仲間にはシベリアあたりで繁殖し、このくらいになると日本へ飛来して越冬する種がいるらしい。
www.birdfan.net
越冬で住む場所を変えたのかなとは予想はついていたけど、そんなに遠くから来ているとは思わなかった。
何にせよ、家の中にはかわいいスズメもいるし、外を歩けば水鳥のコミュニティをしばらく眺めることができるし、日ごと最低気温が下がっていくなかにも楽しみはそれなりに増えているのだった。

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

今日(12/1)まで暖房を付けていない私の寒さ対策

挙げていく。
ちなみに九州島(北部)住みであることを書いておかねばならない。
何度かは「暖房…!」と思った日もあったけど下記の方法でなんとかなりました、くらいの気温だと考えておいてもらえれば…。

- ニトリの「着る毛布」
2-3年前に買った。現行のだとこれが一番近いかな。
www.nitori-net.jp
フードなし、ひざ下丈、ポケット付き。
ひとまずこれと毛糸の靴下があったら、今くらいまではしのげる。
kn.hatenablog.jp
毛布出すには早いかなくらいの時期は、これを掛け布団の上にかけてもよし。
つまりただの「着ない毛布」として使うのである。レトロニム。

- 料理をつくる
スープなどの煮込み料理や蒸気が出る料理は、加湿もできるのでよい。
小さめの甘いお芋が安く手に入ると、オーブントースターで焼き芋を焼くのが今年の定番になってる。
洗ってみっしり並べて裏表15分ずつ焼くと、最終的にはいい匂いのほんのり暖かい部屋になる。好き。
焼きあがったものは、粗熱が取れたらジップ付き保存袋へ入れて、冷蔵庫へしまっておく。
食べるときにまたリベイクしてもいいし、そのまま食べてもいいし、サラダとか料理につかってもいい。
残念ながらあまり甘くなかったときは、スイートポテトにすると美味しく食べられる。


このレシピでころころ小さいのをたくさん作って、ジップ付き保存袋に並べて冷凍して、
解凍せずに果物なんかと一緒に入れてお弁当に持っていくと、お昼のデザートになっておいしい。

電子レンジのオーブン機能は熱が外へ逃げにくいので、トースターほど暖房効果はない。
でも、スコーンなどを焼くと部屋がほかほかの甘い匂いになる。しあわせ。


これもなかしましほさんのレシピ。Twitterをフォローしたのは最近だが、目に入るレシピがどれもおいしそうで、ほぼ全部ブックマークしてしまう。作るのが追い付かない…!

- 有酸素運動と筋トレ
さみーなーと思いつつ、とりあえず着る毛布を着たまま、踏み台昇降を始めてみる。
10分くらいしたら着る毛布が必要なくなるくらい体が温まるので、脱いで筋トレへ移行。
5~10分くらいの負荷強めのをやると、終わる頃にはぽかぽかになって半裸になっているので、プロテインを飲んだらそのまま体が冷めないうちにさっさとお風呂へ。

- お風呂に色々入れる
本当に寒い日はバスソルトや湯の花を入れて、湯船につかる。
正直何も入れないのと比べてどれだけ効果があるのかはわからないけど、いい匂いに包まれてお風呂に入ったり、温泉気分になれたりするのは、単純に気持ちがよくてリラックスする。

これはもともとラベンダーの香りが付いているので、お湯に溶かす前に他のエッセンシャルオイルを混ぜて、香りのブレンドを楽しむ日もある。
相性としては柑橘系やイランイランがおすすめ。肌や気持ちへの効能とかを見て決めてもいいと思う。
kn.hatenablog.jp

湯の花は同僚からもらった、別府温泉のお土産。
夏頃もらったので、せっかくなら寒くなるまでと思い、先月まで開けずに取っておいたのである。

最初に使ったとき、金属臭がする!とびっくりした。袋を湯船の中でゆさゆさ揺すっていくと、だんだんお湯がくすんだ色になっていく。
市販の温泉の素みたいな、わざとらしいぬるぬるした感じにはならなくて、いかにも日常使いの大衆浴場という趣きになる。
昔別府で行った、100円で誰でも入れるプレハブみたいな簡素な温泉を思い出した。コロナ禍でああいう場所はどうなっているんだろう。
確かに心なしか湯冷めしにくい気がする。髪の毛がちょっとキシキシするので、気になる方はシャワー等で洗髪後、お湯に付けないようにするといいかも。

- その他(実証実験中)
あとは最近、窓にプチプチを貼るというやつをやってみた。
テクニックとしては知っていたけど、最近観た『わたしは、ダニエル・ブレイク』の中でもやっていて思い出したので。
家に余っていた大きいプチプチが1枚分だけだったので、とりあえず1枚貼ってみたから、まだ効果のほどはよくわからない。
もしかすると真価を発揮するのはこれからなのかもしれない。

よい12月を。

今週のお題「あったか~い」

毛糸の靴下いろいろ(今週のお題「お気に入りの靴下」)

靴下用毛糸、いわゆるソックヤーンをたくさん買って、靴下を編むのに凝っていた時期がある。
過去記事によると5年前ごろらしい。
kn.hatenablog.jp
この時スパイラルソックスという、かかとを編まず、タイツのように足の形に沿う靴下の編み方を知り、量産した。

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今ローテーションを回しているメンバーはこの3足で、左と真ん中はその「スパイラルソックス」だ。
右の短めのものは、外に履いても行けそうなものが欲しくて自分でデザインしたものだが、結局家で履くことが多い。(写真の通り、今や3足とも年季が入って毛玉だらけというのもある。)
小さめに編んだこともあって、スパイラルソックスよりもかっちりめに足にフィットする。就寝時などリラックスモードには向かないが、可愛くて気に入っている。
また、ソックヤーンの特徴は25%ほどポリアミドやアクリルを含み強度があることで、残りの成分はものによるが、たいてい春夏用はコットン、秋冬用はウールである。
右の一足はウールプラスシルク混で、ウール75%のスパイラルの2足よりも少しさらっとしている。

これら3足を編んだソックヤーンはすべて「けいとや」さん(現「なないろ毛糸」さん)で購入したものだ。
最後に購入したときは福袋か何かで、こんなおまけもいただいていた。

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単色ヤーン50g×2色に、おまけのレインボーカラー少し。
この他にも半端に残ったソックヤーンがあり、使いみちに悩んでいた。
実は最近編み物をする時間が取れなくなり、持っていた毛糸玉のうち未使用のものはほとんどメルカリで売ってしまった。
残ったのは編みかけのもの、1玉未満の余り毛糸、それから上記のおまけのみとなる。

リストウォーマーはどうだろうか、マグカップのカバーやティーコゼーもいいが実用性としてはどうか…などと悩みながら余り毛糸の使いみちを探していると、フットカバーというアイデアを見つけた。
靴下より短い、足の甲の浅めの部分から足裏~かかとを覆うアレ。
一見複雑そうではあるが、つま先やかかとなどは普通の靴下と同じ要領で編めそうだし、さいわい編み方動画も見つけた。

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ソックヤーンはカラフルなデザインが多いが、これならちらっと見えても派手すぎなさそうだ。
消耗品なのでたくさんあっても困らないところもいいし、何より普通の靴下より早く編み終わりそうなのもいい。
さっそく近いうちに取り掛かりたい。この冬、何足編めるだろうか。

今週のお題「お気に入りの靴下」