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つのへび日記

こなやぎのブログです。2015年4月から1年間滞在した中国江蘇省・南通市のこと、手仕事、語学、短歌など。

好きな筆記具メーカーと(一応ビジネス向けの)ボールペン

文房具 長文 買い物

はじめに

こちらの記事の続編を書こう、今度こそビジネスで使える素敵なボールペンを考えよう、と思ったのですが、よく考えると私はいまほとんどビジネスシーンと関わりがない人間なので、いまいち書き方がまとまらず、じゃあどんなのを書き散らかしたいのかなー、と考えてみた結果、代表的な筆記具メーカーのいくつかから、それぞれ好きなボールペンを一本ずつ勝手に紹介しよう!と思いつきました。で、一応ビジネスにも使えそうなものを中心に挙げていきます。以上が本エントリの趣旨です。

 

代表的な筆記具メーカーと言っても、私が好きなもの、持っているもの、語るに外せないと思ったものをいくつか挙げてみたいだけなので、「アレが挙がってない!」というような片手落ち感は否めないと思いますが、いつか自分がこういうのを記事にしておきたかったというのがまずあるので、とりあえずやってみます。

 

PILOT :ふみ楽

 

 

 

 

 

PILOTは言わずと知れた、国内のメーカーです。万年筆の筆致の美しさには定評があり、数年前には海外販売用「NAMIKI ファルコン」の動画で注目を浴びたりしましたね。

 

「ふみ楽」は女性らしい優美な形と程よい細さが特徴です。「ふみらく」と読みます。心地よい重量感があり、中には金属芯が入っています。ここが大きなポイントです。

 

以下紹介するものにもすべて言えるのですが、ある程度高額のボールペンには金属製の替え芯が使われています。高価なペンの書き味がいい、なぜか字がうまくなるというのは、ここにあるのではと私は思ってます。硬さがある分、手にダイレクトに感触が伝わるというか…。 プラスチック芯と違って残量が一目でわからないのが玉に瑕ですけどね。あと、替え芯の中には同じ形のプラ芯と金属芯があるものもあるので、節約のためにプラ芯を使うのも、書き味アップに金属芯を使うのも、どちらもありかと思います。

 

それから、ふみ楽をいいなあと思うのは、同じボディの万年筆を作っていないことです。 ほとんどの高価なボールペン(金額で言うと、ざっくり5000円以上のもの)は、まず万年筆が存在していて、同型同ラインのボールペン(油性・水性)、シャープペンシルを作っていますよ、という体のものなのです。本エントリでこれから挙げるほかのボールペンのほとんども、前回のエントリで紹介した「はてな匿名ダイアリー」に登場した「モンブラン」も「パーカー」も、代表的なシリーズのものは皆そうです。

 

 

PARKER ソネット ブラウンPGT ボールペンM 1859484

PARKER ソネット ブラウンPGT ボールペンM 1859484

 

 

パイロットも例にもれず、万年筆のあるところ同型のボールペンあり、なのですが、ふみ楽は違います(同型のシャープペンシルはありますが)。そこが、「追究されたボールペンなのだなあ」という感じがして、好きです。万年筆ユーザーが万年筆を好むゆえんの「ぬるっとした書き心地」があるんですよね。

 

全体的に和なコンセプトも好きです。上にあるように、カラーバリエーションはパールカラーが主ですが、ざらっとした表面加工がされた和の色や、少し高いものだと陶器のもの、南部鉄のものなどもあります。ジャパネスク~。

 

LAMY:LAMY2000 

ラミー ボールペン 2000 L201 正規輸入品

ラミー ボールペン 2000 L201 正規輸入品

 

 

上の画像のパーカーやマイシュテを見て、「高級感!いい!」というよりも「ちょっとおじさん臭いデザインだなあ…」と思ってしまう向きにはこちらを。 スタイリッシュなデザインですが、実は1960年代のドイツで作られたものです。当時、「西暦2000年になっても古びないデザインのペンを作ろう!」というコンセプトで作られたこちらの2000シリーズ。表面の細かい凹凸加工もかっこいいです。

 

あと、高級ボールペンにはあまりない4色複合タイプがあるのも素晴らしいと思います。私は今は複合ボールペンを使っていませんが、もしも一本持つならぜったいこれがいい!

 

ラミー 4色 ボールペン 2000 L401 正規輸入品

ラミー 4色 ボールペン 2000 L401 正規輸入品

 

 

海外製は往々にして替え芯が手に入りにくいもので、あっても高価なのですが、大半は国内の他メーカーから互換性のあるものが出ています。こちらも例にもれず、ゼブラの4Cタイプが代わりになります(四色複合の金属芯は、パイロットや三菱からも出ていますが、これらは微妙に細くて合わないので、注意が必要です!)。

 

WATERMAN:エキスパート、メトロポリタン、カレン

 

 

高級感のあるクラシックなボールペンは欲しいけど、矢羽クリップのパーカーとか、白星キャップのモンブランとか、すぐにそれと分かるベタなのは何となく恥ずかしいなあ、という向きにはウォーターマンがおすすめです!

 

ベーシックなこの形、きっと100年後も200年後も変わらないだろうなあというこの普遍的な形がいいんですよね(ウォーターマンという会社自身は、発祥のフランスからアメリカ法人へと身売りしてしまいましたが)。私事ですが、これまで紹介した「フミラク」「LAMY2000」はあくまで憧れのペンで、手に入れてはいないのですが、このペンは結婚した年に夫に贈りました。私がペリカンの万年筆をリクエストして買ってもらったので、そのお返しとして。

 

もちろん特にそういった決まりはないのですが、女性には「エキスパート」より一段細身の「メトロポリタン」、細いボールペンは持ち方が安定しにくくて苦手な方にはふんぱつして「カレン」はいかがでしょうか!カレンの万年筆(特に赤)、私の考える女性らしさが具現化していて大好きです。いつか!買う!

 

 

 

 

 

 

  

このまま書き続けていると、あれもこれもと収拾がつかなくなりそうなので、このあたりにしておこうと思います。たぶん公開した後に「あ!あれもあるじゃん!」とかやるんだろうなあ。

 

実は、万年筆好きが高じて以前一年半ほど文具店の高級筆記具コーナーでバイトしてたこと があって、ボールペンの知識はここで読んだ『趣味の文房箱』バックナンバーと、お客様とのやりとりなどのOJT(白目)でちょっとばかり身につきました。暇なときは試し書きいっぱいして、雑誌読んで、その感触をもとに接客して、面白かったなあ。 

趣味の文具箱 35 (エイムック 3196)

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 といってもそれもだいぶ前のことなので、色々最新事情についていけていなかったらすみません。次はまるまるドイツの筆記具だけで書いたりしたいなあ。高級筆記具ジャンルもいいメーカーが多いですけど、製図ジャンルもいいですよねー。ドイツ語話せるようになって、LAMYの工場見学に行くのが(たくさんある)夢(の一つ)です。

 

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