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つのへび日記

こなやぎのブログです。2015年4月から1年間滞在した中国江蘇省・南通市のこと、手仕事、語学、短歌など。

港へ(日記+短歌の目3月の自作ふりかえり)

おでかけ 写真 日記

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3連休中日の昨日、天気が良かったので博多港へ遊びに行きました。

先月から2年ぶりの会社勤めをしています。
はじめての商社、はじめての貿易のお仕事です。

さいわいにも、いまのところ毎日楽しく働いているのですが、ようやく全体の流れが把握できるようになってみると、オフィスの中でただ座ってソフト操作で右から左へ商品を流したり、書類を取り交わしたりするだけの業務をもう少しリアルに感じたいと思うようになりました。

そういうわけで、空港は利用でもそれ以外でも何度となく使っているので、はじめて港へやってきたのです。
♪船に乗るわけじゃなく~ というやつです。


スピッツ / みなと

もちろん物流が動いているようすを目の当たりにできれば一番よかったのですが、基本的に港の倉庫や船会社などは土日はお休み。
でも、港がまったくお休みというわけではなく、韓国やフィリピン行きの客船、クルーズ船、そして玄界島壱岐対馬への往来をする市営の船やフェリーなどが運航していました。

壱岐対馬行きフェリーなどは、博多港を真夜中に発って夜明け前に着くという便などもあって、どんな人達が使っているのかな、と停泊するフェリーを見ていると、朝から出掛けて一釣り終えたらしき格好の人々がたくさん降りてきて、納得!

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ガラス越しに撮ったので、この写真だけ青っぽくなってます。

海上保安庁や福岡県警の船も停泊していました。

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商業施設「博多ベイサイドプレイス」ではちょうどイベントをやっていて、小さい子供連れの家族がたくさんいました。
空港とか港とか、大きいのりものがたくさん見れるところは嬉しいだろうなあ。

神戸のハーバーランドほど大規模ではないものの、楽しめました。次回来たときは、取れ取れのお魚の寿司バイキングを食べてみたい。

短歌の目ふりかえり

今回のお出かけで、「お仕事のことをじかに感じてみる」ということの他に、もう一つの目的がありました。
それは、まだ作っていなかった今月の短歌の目の短歌を、この一日を使って作ってみるということです。

kn.hatenablog.jp

旅行詠、ということになるんでしょうか。旅行というほど遠くへ出かけたわけではないけれど。

以下、一部解説です。

わかばきらきら光る那珂川のここは最果て見晴らせば海

北原白秋の「草わかば色鉛筆の赤き粉の散るがいとしく寝て削るなり」が中学生のころくらいからずっと好きなので、いつか「草わかば」で始まる短歌を作ってみたいと思っていました。

それで、本当は、港まではバスで行って、港を離れる際に那珂川沿いを歩いて天神へ遊びに行ったので、結句を「振り向けば海」にしてしばらく考えていたのですが、テーマ詠一首目だし始まりを予感させるようなものがいいなあと思って、実際歩いたルートとは逆向きにしてみました。

あまたの人あまたの舌を操ってみなとは異国へひらかれたドア

language(言語)の語源はラテン語のlingua(舌)だったりします。
港を意味するportも、もとはラテン語で門を表すportaで、現代イタリア語でもドアや扉を指す語です。
韓国語や中国語、港の雑踏は色々な言語が混じっていてにぎやかでした。
江戸の関所もこんな感じだったのかもなどと思いました。

百千鳥ゆきかう人の三連休中日は等しく午刻となりぬ

春の季語「百千鳥」を使ってみたくて。
あと、今回はどこかに「春昼後刻」というフレーズを入れた歌を作ったろうと思っていたんですが、どうにもズバッと決まらず、この辺で手を打ちました。

ある人は悪い心を海中へ「放て」と言った「捨てろ」ではなく

JKの頃にドはまりしていた尾崎放哉の句「何か求むる心海へ放つ」より。
語呂が良くてそう書いたけど、私自身は「何か求むる心」は悪いものでもないと思っています。

限りある生とて選ばぬままの書がふと甦る未知の地踏めば

沖給仕として生涯を送った独学者、港の哲人であるエリック・ホッファーのことが気になっているうちにリバイバル的に本が出たりしてちょっとしたブームみたいになってしまい、嫌気がさして読まないことにしていたのですが(自分のこういうところは本当に良くない)、港でそのことを思い出して、今が彼を読む好機なのでは、という考えに至りました。
一度捨てた書を拾うチャンスはけっこうあるのかも。



春昼後刻

春昼後刻

尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)

尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)

短歌の目3月に参加いたします。

短歌


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1.草

 

わかばきらきら光る那珂川のここは最果て見晴らせば海

 

2.あま

 

あまたの人あまたの舌を操ってみなとは異国へひらかれたドア

 

3.ぼたん

 

ふなびとも船みる子らのちちははも心にぼたんからくさの春

 

4.鳥

 

 百千鳥ゆきかう人の三連休中日はひとしく午刻となりぬ

 

5.雷

 

コンテナの積まれて旅を待つさまは雷おこしか田の字に似たり

 

テーマ詠「捨」

 

ある人は悪い心を海中へ「放て」と言った「捨てろ」ではなく

 

限りある生とて選ばぬままの書がふと甦る未知の地踏めば

 

2月の短歌の目、自作のふりかえり(解題) +読書メモなど

短歌 感想メモ 本紹介

tankanome.hateblo.jp
kn.hatenablog.jp

元ネタがあるものだけ、簡単に種明かしというか解説を。

鬼は外出て行ったきりふるさとの人ただ老いてゆく節分会(せつぶんえ)

好きな寺山修司の短歌、「かくれ鬼の鬼とかれざるまま老いて誰を探しにくる村祭り*1」から連想しました。

たましひがちょっと抜け出ては戻るやうにシ♭ドレソレドシ♭鍵が波打つ


Debussy - Rêverie


ここ数か月の「短歌の目」では、あんまり自分で納得のいく出来のものが詠めなかったり、思いつくのにやたらと時間がかかったり、かかりすぎて締め切りに間に合わずに参加できなかったりと散々だったのですが、今月はぱっぱっと出来ました。トータルでも一時間かからなかったくらい。自分で好きだなと思うものも多くて、満足です。畢竟ことばとことばの連なりは化学反応のようなもので、長考してもいいものが出来ない時は出来ないし、いい組み合わせを引き当てられるのに、かけた時間はあまり関係しないのかもしれません。

別のエントリで書こうと思って準備中ですが、いい作用をもたらしたものとしては自分の環境の変化がありそうです。できるだけストレスのない生活を、と内向きに、守りに徹していたのをやめたのです。あまりにもストレスのない生活は、同時に刺激も足りなさすぎたのかなと反省しました。



それから、この本を読んだことも、おそらく良い作用をもたらしました。

詩と短歌と俳句を選んでいるのは、それぞれ池澤夏樹氏、穂村弘氏、小澤實氏です。知っているものも知らないものもあり、楽しめました。
特に短歌でいえば、個人的に印象的だったのは次の歌です。

吾木香すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ

この短歌は、林芙美子の短編「清貧の書」の作中に、とても印象的に挿入されていたことから、ずっと覚えていた大好きな一首だったのですが、この本で初めて若山牧水の作であることを知りました。

清貧の書

清貧の書

「清貧の書」は、短くてすぐに読める、しみじみと佳い作品ですので、未読の方はぜひ。
青空文庫のWeb版はこちらから。


他に『近現代詩歌』に収められている短歌で好きだったものおよび作者は、以下に。

わが胸の鼓のひびきたうたらりたうたうたらり酔へば楽しき 吉井勇

美しき亡命客のさみえるに薄茶立てつつ外(と)は春の雨 岡本かの子

シルレア紀の地層は杳(とほ)きそのかみを海の蠍の我も棲みけむ 明石海人

春がすみいよよ濃くなる真昼間のなにも見えねば大和と思へ 前川佐美雄

*1:私はこれで覚えていたのですが、「かくれんぼの鬼とかれざるまま老いて~」「かくれんぼ鬼のままにて老いたれば~」と、上の句が微妙に違うバージョンもあるようです。本で確かめようにも、売ってしまったのか見当たらず…。

短歌の目2月に参加いたします。

短歌 日本語

tankanome.hateblo.jp

 

1. 洗

重曹で洗えば落ちる染みもありこころはたぶん陶器ではない

 

2. 鬼

鬼は外出て行ったきりふるさとの人ただ老いてゆく節分会(せつぶんえ)

 

3. 入

入ったら戻れぬ仕掛けの前に立ちすでに仕掛けの動作すを知る

 

4. チョコ

ゲレンデはさすがに無理ですチロルチョコならば溶けなくもない恋です 

 

5. きさらぎ

雪ふったりやんで照ったりふったりで今また晴れてるきさらぎ十日

 

テーマ詠《夢》

ないことになった一世(ひとよ)が一夜(いちや)ごとどこかに増えてゆく罪の朝

たましひがちょっと抜け出ては戻るやうにシ♭ドレソレドシ♭鍵が波打つ

 

*

 

kn.hatenablog.jp

 

福岡でのairbnbをシミュレーションしてみました

福岡 長文 雑感

ブログ書かなきゃ、短歌詠まなきゃと思いつつ、どちらも出来ずにもう2月になってしまいました。

今年もよろしくお願いします。という今更なごあいさつも、ここはひとつ、旧正月文化圏だと思っていただければ…(それでも遅いけど*1)。 

 

kn.hatenablog.jp

これがもう一年前のことだなんて。時間がたつのは早いですね…!

今年は向こうで過ごせず残念でした。来年の春節は遊びに行けるかな。

 

いろんな話題を書こうと思いつつペンディング中なのですが、気になったよ→調べたよ→結論づけたよ、が私の中で完結している掲題のものを今回は書いていきます。

airbnbというか、いわゆる「民泊」の話です。 

きっかけ

身内に、マンションの部屋をいくつか所有していて、いわゆる大家さんをやっている人がいるのですが、そのうちの一つ(ワンルーム)がもうすぐ空きそうなんだ、という話をされました。

家賃はけっこう安いのですが、築年数もそれなりだし、近くに大学などもないしで、このままだと空き部屋のままになるかも、と。

 

じゃあ、airbnbなんかで民泊にするのは?と提案してみたところ、もし実際にやるなら管理は私に委託するから、ひとつ調べてみてよ、という流れになりました。

確かに、物件からの距離もそのオーナーに比べれば近いし、在宅でちまちまお仕事してる私は時間も捻出しやすいということで、承諾。

もちろん、利益が出たら委託金をたくさんいただくぞーという下心ありきです!

 

情報収集

身内と会って話したその日のうちに、とりあえず大型書店へ行って民泊ビジネス関連の書籍やマンションオーナー向けの雑誌などをざっと見ました。

 

ただ、書籍に関しては「民泊で楽しく国際交流~☆こだわりのお部屋を作っておもてなし!」みたいなフワフワした本か「横行するヤミ民泊!これが民泊ビジネスの実態だ…!」みたいなルポ系の本かの両極端なものしか見つからず、前者には概ね良いことしか書いてないし、後者は実際やった人の声に乏しいしで、消化不良…。

 

とはいえ、基本中のいくつかはつかめました。

例えば、民泊の一形態とは言ってもホストとゲストが同居するホームステイ型の場合は参入障壁が低いこと、細かい制度は自治体によって異なることなど。

 

そういうわけで、次に調べたのは福岡市のウェブサイトです。

 

福岡市の民泊制度

民泊が関係する法律は、旅館業法、建築基準法、消防法の三つで、実際に申請をして許可をもらうのは各自治体からです。

とはいえ、福岡市は大阪や東京のような民泊特区ではないので、国の決めたルールにほぼ準拠することになります。申請先は市の保健所です。

http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/seikatsueisei/life/kurashinoeisei/ryokan.html

2016年に、旅館業法の一部規制緩和がおこなわれ、宿泊所に必要だった最低延べ面積は従来の33平米から一人当たり3.3平米に引き下げられました。また、義務づけられていた帳場(フロント)の設置もなくなりました。これで、20平米ちょっとしかないワンルームマンションでも、民泊が参入可能になったということです。

 

福岡市の申請の流れを見てみると、その建物が宿泊施設として建築基準法や消防法に照らしても問題がないかの審査を通すことや保健所の認可、施設の近隣住民への周知等を経て営業開始、となるようです。申請費用は22,000円。また、申請時に必要な書類も、施設所有者=運営者の場合とそうでない場合などで異なります。

 

その他、簡易宿所営業の決まりとして、宿泊者の旅券のコピーを一定期間保管すること、宿泊施設と運営事務所の双方に通信機器を置き常時連絡可能にすること、施設の玄関ドアやポストに宿泊施設運営の旨および運営者の氏名と連絡先を大きく明記すること、などがあります。

 

このあたりで、自分の氏名や連絡先を誰でも見られる場所に大書しないといけないのかー…とひるんでしまいました。少しハードルが高いなと感じましたが、苦情などの窓口を作っておく必要は確かにありますよね。逆に言えば、こうした掲示無しにやっているところは未申請のままやっている違法民泊ということになります。

 

損益分岐点の算出

とりあえず必要な手続きがざっと分かったので、かなりざっくりですが損益計算をしてみました。

 

まず初期費用として、申請費用+家具家電購入費用(ベッド・冷蔵庫・電子レンジ・電気ポットやファブリック類)+必要ならWi-Fi工事費として、大まかに80,000円。

毎月出て行く費用として、変動分は無視してとりあえず10,000円(水道光熱費、通信費、部屋の掃除や維持にかかる消耗品費用など)。

 

収益の想定は、良いときと悪いときの2パターンを用意。

良いとき=毎月の土日フル稼働で月8日。

悪いとき=月3日稼働。

宿泊費は立地等から相場通りの5000円として、airbnbの手数料3%を差し引き、一泊を4850円としました。

 

それで18ヶ月運営すると仮定してみた結果がこちらです。
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※部屋所有者である身内への報告用に作成したものです。なんとなく入れなきゃいけない気がして「いらすとや」さんのカットを使用。

 

結論→賃貸のままが良さげ

毎週末コンスタントに埋められたとすると、初期費用は3ヶ月で回収できて黒字に転じますが、家賃収入との差分は1年半でたった5万円という結果になりました。この裏で、私がルームクリーニングや備品の補充、受付のあれこれをやってると思うとなかなか厳しいものがあります。

 

そして、月3回しか稼働できない場合。一年半やってやっと初期費用回収という惨憺たる結果に。

 

もちろん、実際やってみたら上手くいくかもしれません。平日も埋まるかもしれないし、送迎オプションを付けるとか、掃除代をいただくとか、収益アップを図る余地もあります。また、稼働が少なければ実際の費用も減るので厳密な計算ではありません。

 

ただ、物件の立地が博多区にありながら主要駅や空港からめちゃくちゃ便利に接続しているというわけでもないことと、毎月の費用はかなり低く見積もっているのにこの結果ということ、それにサンクコストとしての私の行動費用の報われなさから言うと、今まで通りの賃貸の方がはるかに有益だという結論が出ましたので、身内にもそのように報告しました。

 

余談ですが、この件をネットで調べていると、福岡市や周辺でこっそりやっている人もけっこう多いようで、それもまた他人事ながら心配になりました。所有物件ならまだしも、中には民泊目的で借りた賃貸物件でも○ヶ月で費用回収できるよー!みたいな記事があったりして、ひやひや。

 

2017年中にはいわゆる民泊新法が通常国会へ提出予定という話もあるようですし、私としては、再検討するとしてもそれまで待とうかな、というところです。

*1:今年の旧正月は1月28日からでした。

短歌の目12月に参加いたします。

日本語 短歌

tankanome.hateblo.jp

 

1. おでん

面倒くさい奴になりたいおでんなら牛すじまたはロールキャベツに

 

2. 自由

図書館の本読む自由上書きの脳の中身は借りパクでいい

 

3. 忘

もういくつ寝ては忘れるぬばたまの夢の数だけ生を背負へり

 

4. 指切り

一目ごとに切れないままの指切りが編み地にできてゆく冬の雨

 

5. 神

もう背伸びしなくてもいい歳になり歩いて帰る天神の街

 

テーマ詠「冬休み」

 

大晦日働く母を見送ってもう一度目でレシピを浚う

 

 

超ギリギリになりました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

『暮しの手帖』84号のダーニング(繕いもの)をやってみました。

した! 手仕事 日記 本紹介

先月か先々月に、かなり久しぶりに買った『暮しの手帖』84号。

暮しの手帖 4世紀84号

暮しの手帖 4世紀84号

帰国して以来、物はどんどん手放しているので、本とて例外でなく、(以前の自分ではまず考えられないけど)減らしこそすれ買うなんて、という感じだったのですが、この号は「当たり」でした。
土井善晴先生の新連載とか、入船亭扇辰師匠の記事とか、いくつかお目当てはあったのですが、お料理ページも唐揚げ、サンドイッチ、炒め物など私ごのみのものが多くて、これは買いだな、と。
そのくせ、いまだにどのレシピも試してないのですが。まあそのうち。

この号には、靴下などの穴やほつれをかがって直す技術「ダーニング(darning)」の紹介記事もありました。私の第一印象は、まあ面白そうだけど自分はやらないなー、でした。つまり、特に今号を購入する要素には入っていなかったわけです。あまり興味が持てなかったのは、よっぽど元がいい服などならまだしも、繕ったところでかえってみすぼらしいだけじゃない?と思ったからです。その時は。

でも、結局数日後だか数週間後だかに挑戦していました。中国で買ったユニクロのネルシャツがあったのですが、買ってすぐくらいのときにボタン穴のほつれに気づき、不便だなーと思いつつ我慢して着ていたのを思い出したからです。中国でわざわざユニクロ?という感じですが、自分で買ったのではなく正確には友人の両親に買ってもらったものなのです。
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よくよく考えると、元がいい服ほど素人が針を入れると台無しになってしまうのだし、ユニクロのB級品のネルシャツなら別にどうなってもいいんじゃ?*1じゃあせっかくだし、こいつを実験台にしてみるか、と思いつきました。

糸を縦と横にそれぞれ渡し、布のような「面」にすることでほつれや穴を覆い隠してしまうと、こんな感じになりました。
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同系色にするよりも、差し色になるようなビビッドな糸で刺した方がむしろ面白いかなと思い、刺し子用の赤い糸で。
ボタンを閉じてもちらっと赤が見えていて可愛いです。
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暮しの手帖』の記事のなかでは、ニットの靴下やセーター、ズボンのポケットなど色々なところに施されたダーニングを見ることができます。
やっぱり、あからさまに見えるところのは、外で着るのにちょっと勇気がいるかなーと思わなくもないですが(失礼)、実際に一着やってみると、服全体の傷みや着古しがないものや、お気に入りの部屋着とか靴下、布巾やミトンなどの布小物にならアリかもと思っています。
細かい作業のわりに単純なのでそんなに時間がかからないため、「もうちょっとやりたい!」という物足りなさがあるのも高ポイントです(あまりに終わりが見えない手芸は飽きちゃうから)。

また、なにか手頃なものに穴が開いたらやってみたいなと思ってます。「ダーニング」でちょっと検索したらミシンがいくつかヒットしたんですが、ミシンを使えばさくっと繕えるのでしょうか。縫い物はあまりやらないのでミシンも持っておらず、そのあたりはよくわかりません。色々できる人になりたい。ミシンも気になってます、ひそかに。

kn.hatenablog.jp
主に編み物、時々料理の「手仕事」カテゴリ。

*1:余談ですが、中国など海外に輸出しているユニクロ製品はB級以下製品で、タグにもそういう表記がよく見れば書いてあります。製品を作っているのは中国とかベトナムの工場なんですけどね。